愚者の黎明:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
愚者の黎明
愚者の黎明
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愚者の黎明

1924年公開
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ウィリアム・ジェー・ロック氏の小説「トリオナの物語」“The Tale of Triona”に基づき、トム・ジェー・ホプキン氏が脚色し、「娘十八紅かねつけて」と同じくハロルド・ショウ氏の監督したもの。主役は「海賊アップルジャック」「ロビン・フッド(1922)」等主演のエニッド・ベネット嬢、「虚栄の市(1923)」「影に怖えて」等出演のハリソン・フォード氏で、その他にもアレック・B・フランシス氏、メアリー・アルデン嬢、ライオネル・ベルモア氏等が共演している。

ストーリー

イギリスの青年ジョン・ブリッグスはあるロシア貴族の運転手として永年勤めていたのでロシア語に通じていたが、革命の際貴族と共に投獄された。彼は逃れて、途中ロシアの士官アレキシー・トリオナの死骸を発見し、トリオナが過激派の迫害と闘つて来た一部始終を誌した日記を手に入れ、イギリスへ帰ってくる。彼は小説家として立たうとしたが、何時も原稿を返却されるので、止むなくトリオナの日記を題材にして小説を書きトリオナと署名して発表したが、それが人気に投じて、彼は一躍有名になる。彼はトリオナを装って暮しているうちオリヴィアという美しい娘と恋に陥り結婚したが、自分が素性を包んでいることを妻に秘密にしているのが苦しく妻に告白しようとしたが、母危篤の報に接し、ロシアへ旅行すると妻に語つて母の許へ行った。オリヴィアは夫の留守中に彼の素性を知り、欺かれていたことを怒ってオリファント少佐の家へ身を寄せたその後ジョンは運転手をしていたが一日オリヴィアに遇然会い、妻が許してくれないと誤解して自殺を計った。しかし彼は命に別状なく、オリヴィアも彼を許し、二人は今までの誤解を一掃しジョン・ブリッグス夫妻として新生活に入った。

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作品データ

原題
The Fool's Awakening
製作年
1924年
製作国
アメリカ
配給
松竹キネマ
初公開日
1924年
製作会社
メトロ映画


[c]キネマ旬報社