無敵のハンディキャップ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
無敵のハンディキャップ
無敵のハンディキャップ
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無敵のハンディキャップ

1993年12月4日公開、108分、ドキュメンタリー/社会派
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東京都世田谷区に住む、身体障害者とボランティアの集団が行っている“障害者プロレス”を描いた長編ドキュメンタリー。監督は「アジアン・ビート アイ・ラブ・ニッポン」の天願大介。FMW主催のレスラー・大仁田厚、芥川賞作家・大岡玲、写真家・篠山紀信、女相撲の中村京子らが作品中で発言を寄せている。脳性マヒ障害者七名、聴力障害者八名、ボランティアの健常者十五名からなる“アマチュアのプロレス団体”、〈ドッグレッグス〉。彼らは定期的に興行を行い、口コミによってその噂は広まり、目下百五十名以上の観客をコンスタントに集める人気イベントになりつつある。白いリング上で繰り広げられる障害者対健常者の真剣勝負。不自由な肉体を人前に曝し、のたうちまわる障害者たち。流血の惨事も珍しくない。『ドッグレッグスは死ぬ気で戦う。だから、おまえら、死ぬ気で見ろ!』と観客に向かって叫ぶ、元看板レスラーで重度の脳性マヒ障害を持つ浪貝朋幸(リング・ネーム:獣神マグナム浪貝)。カメラは彼らの格闘の模様を克明に捉えていく。ドッグレッグス主催で健常者の北島行徳代表(リング・ネーム:アンチテーゼ北島)は、少年時代から障害者と深くつきあううちに互いに越えられない壁の存在に気づき、障害者と健常者が互いにどこまで受け入れられるかを追求するため、障害者プロレスを始めたと語る。スタッフは浪貝、北島、そして“サンボ慎太郎”こと矢野慎太郎の日常生活、内面生活に深く入り込み、他のレスラーたちや、観戦した人々の意見を紹介しつつ、彼らの人間関係の本質に迫っていく。16ミリ。

ストーリー

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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作品データ

製作年
1993年
製作国
日本
配給
ヘッドオフィス
初公開日
1993年12月4日
上映時間
108分
製作会社
ヘッドオフィス=ガロシネマ=「無敵のハンデキャップ」製作実行委員会作品
ジャンル
ドキュメンタリー社会派


[c]キネマ旬報社