東京の夜は泣いている:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
東京の夜は泣いている
東京の夜は泣いている
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東京の夜は泣いている

1961年3月22日公開、81分、ミュージカル
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柳川創造・大野康豊・橋野芝夫の共同脚本を、「風流滑稽譚 仙人部落」の曲谷守平が監督した歌謡メロドラマ。「恋愛ズバリ講座」の山中晋が撮影した。

ストーリー

夏江はナイト・クラブ「エスクワイア」で歌っての帰り、暗い河端で与太者に因縁つけられて困っているところを滝正哉に救われた。夏江は妹の由紀を音楽学校に通わせるため、死んだ父の友人である代議士田宮の世話になっていた。彼女はあの日滝が落した定期入れを届けた。夏江は滝が忘れられなくなっていた。だが、由紀が積極的に彼に近づいた。夏江がテレビに出演できるようになった。滝建設とは商売仇の須藤興業の須藤が田宮に頼まれて工作したからだ。須藤は田宮を動かし、榛名山のケーブル工事を請負うつもりだった。須藤が田宮に二百万円渡したらしいと聞いた滝の父親は現地に行ったが死体となって発見された。由紀は夏江と喧嘩して家出した。その夜、夏江は料亭「竹むら」で田宮に抱かれた。「竹むら」の女将みすずも、須藤が改築費を出してやるというので、彼に身を任せた。由紀は滝の友人である新聞記者の瀬川から滝の父親の死をめぐる汚職を知り、恋人の父を殺した田宮と須藤に関係がある夏江と紀州へ旅行した。みすずも「竹むら」をやめる決心をした。帰京した夏江は田宮に別れたいと言った。滝はタイに招かれた。夏江は由紀をせきたて羽田へ発たせた。田宮の逮捕は目前となった。滝と由紀は祝福されて発った。その夜、夏江はただ一人滝と始めて会った河端を歩くのだった。

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作品データ

製作年
1961年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1961年3月22日
上映時間
81分
製作会社
新東宝映画
ジャンル
ミュージカル


[c]キネマ旬報社