真珠夫人 後篇:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
真珠夫人 後篇
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真珠夫人 後篇

1950年11月11日公開、88分、恋愛/文芸
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原作は菊池寛の長篇小説。「羅生門」に次いで、大映と映画芸術協会の本木莊二郎との共同製作々品。脚色・監督は、やはり映画芸術協会の山本嘉次郎の、「脱獄」に次ぐもの。美術は、「羅生門」の松山崇が担当している。主演は、「春の潮」「いつの日君帰る」の高峰三枝子、「山のかなたに」「暁の追跡」の池部良、「拳銃の前に立つ母」でデビューその後「指名犯人」に出ている春日俊二「海峡の鮫」の二本柳寛、それに、小杉勇、星美千子、清水将夫などが助演している。

ストーリー

〔後篇人妻の巻〕最初、瑠璃子の恋愛巡礼の相手に選ばれたのは若手売出しの歌舞伎俳優蝶太郎であった。しかし間もなく蝶太郎は瑠璃子にその仮面を見破られてしまった。瑠璃子に失恋して自殺した青木淳の臨終の場で瑠璃子はフランス文学者渥美信一郎を知った。瑠璃子は彼に妻があると知りながら彼を愛し、信一郎も彼女を愛すると誓った。彼女はこれこそ自分の求めた真実の恋であると信じたが、妻を捨ててまで自分との恋を完成する気持が信一郎に無いことを悟ったとき、彼女は再び激しい幻滅に襲われた。自殺した青木淳の弟稔は、荘田の娘美奈子に慕われていたが、彼は瑠璃子を恋して、彼女に求婚した。美奈子はそれを立聞いて、自分の愛を奪う人としてその義母瑠璃子を激しく憎悪した。瑠璃子は、そうした美奈子と稔を軽井沢に誘い、浅間の山頂へ連れて行って、二人を結んでやった。美奈子と稔とは東京へ帰って行ったが、瑠璃子は唯一人、いつ与えられるとも知れない真実の愛を求めてやまぬ心を抱きながら淋しく山に残った。

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作品データ

製作年
1950年
製作国
日本
配給
大映
初公開日
1950年11月11日
上映時間
88分
製作会社
大映東京
ジャンル
恋愛文芸


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