建国の乙女:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
建国の乙女
建国の乙女
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建国の乙女

1924年公開
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ポール・ライセスター・フォード氏作の小説に基づきリリー・ヘイワード女史が脚色したものを「漂泊の孤児」「歓楽の不夜城」等と同じくE・メイソン・ホッパー氏が監督したもので、主役は「我が懐かしの紐育」「武士道華やかなりし頃」等主演のマリオン・デイヴィース嬢が演じ、相手役は「我が懐かしの紐育」「虚栄の市(1923)」等出演のハリソン・フォード氏で、「ロジタ(1923)」に出演したホルブルック・ブリン氏、「曲馬団のサリー」に出演したW・C・フィールズ氏「絶世の美人」に出演したマクリン・アーバックル氏「武士道華やかなりし頃」に出演したジョージ・ナッシュ氏及びジョセフ・キルゴアー氏、タイロン・パワー氏、ジョージ・シーグマン氏等の腕利き連が助演するコスモポリタン特作品である。

ストーリー

ニュー・ジャージー州の大地主メレディス家の一女ジャニスは新しく雇われた若い英国人のチャールズ・フウァンスと余り親し過ぎるので父親は娘をボストンにいる彼女の従姉妹の許に送った。その頃米国独立の機運は熟しボストンはその策源地の一であった。ジャニスはクラウス卿に会って英軍のコンコード進出の計を聞き密かに独立軍に告げた。ニュー・ジャージーに帰って見るとファウンスはワシントンの幕下に馳せ参じ、我家メレディス家は英軍の司令部となっていた。ワシントンの命により使している途中ジャニスに会ってファウンスは一旦英軍に捕われたが逃れた。その後ジャニスは謀略人を助けた件でトレントンに連行された。そのところにはファウンスが変装して密偵中であったがクラウス卿に見破られて再び彼は囚われの身となった。ファウンスから渡された密書を持ってジャニスはワシントンの許に吹雪を押して赴いた。翌朝ファウンスが所刑されんとする時ワシントンの軍は来ってクラウス卿が却って捕虜となった。ジャニスは帰郷して父が選んだ婿と結婚せねばならなくなったが、ファウンスの一隊が来て結婚式を中止させた。その後ジャニスは英軍と共にヨークタウン篭城したが傍国の援兵が来って遂に開城させた。クラウス卿は彼女を拐かそうとしたがファウンスは追跡して卿を殺しジャニスを救った。

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作品データ

原題
Janice Meredith
製作年
1924年
製作国
アメリカ
初公開日
1924年
製作会社
メトロ・ゴールドウィン映画


[c]キネマ旬報社