拳銃無宿:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
拳銃無宿
拳銃無宿
-

拳銃無宿

1949年9月公開、100分、西部劇
0
1
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

「駅馬車(1939)」「果てなき航路」のジョン・ウェインが製作・主演する西部劇で「ブーム・タウン」の原作者ジェームズ・ウドワード・グラントが脚本を書下し、自ら監督に当たり「海賊キッド」のアーチー・スタウトが撮影した1946年作品。主役ウェインを助けて「桃色の旅行鞄」のゲイル・ラッセルをはじめ「大草原」のハリー・ケイリー「焔の女」のブルース・キャボット「年ごろ」のアイリーン・リッチ、リー・ディクスン等が出演している。なお音楽は「果てなき航路」のリチャード・ヘイゲマンが作曲している。

配信で観る

ストーリー

クワート・エヴァスはただ1駆逃れ逃れて、ウォース牧場の近くまできたとき乗った馬がたおれ、彼自身も投げ出されて気絶したウォース牧場主トーマスは彼を助けて家へ連れもどった。招かれて来たマングラム医師は、この男クワート・エヴァンスといい西部きっての荒くれ男で、友達も多いが敵も多いが、かかり合いにならぬうち、なるべく早く追い出した方がよかろうと忠告した。ウォースは信心深いクエーカー教徒なので、けんかはいっさいしない主義であるが、疲れ果てている男を助けないではいられなかった。2日後、人心地がついたクワートは、ウォース娘ペネローブにかい抱されていた。彼が元気になるまでにはウォース夫人や10歳のジョニイとすっかり親しくなった。ペネローブの美しさに心を引かれたことはもち論であったが、この平和なウォース家の客になっていることは何となく不安であった。それは彼の義父を殺したラレド・スチーヴンスに復しゅうするという誓いを立てていたからである。クワートがペネローブと庭で物語っている時に役人のマックリントックが訪れ、クワートに列車強盗に関係はないかと尋ねた。その時はこの牧場にいたとペネローブが誓ったので、役人はその言葉を受入れたが、将来を警めて去った日曜日にウォース一家が信者達の集まりに出席している時、クワートは山にかけ上り仲間のランディ達と会い、折から家畜どろぼうをしようとしていたスチーヴンス一味を追い散らした。クワートはランディ等と町へ行って、酒場に入ったがペネローブに引かされて牧場へ戻った。彼の愛は次第にふかまり復しゅうをわすれ、銃をすてるとまでペネローブに約束するほどになった。そして彼女と結婚し、家庭の人となる気になったが、ある日スチーヴンス一味に追われ、川の中に追い落とされて、でき死させられようとした時クワートの復しゅう心は再び燃え上がった。おぼれかけたのを救いはしたものの、ペネローブが重い病の床についた時、クワートは鉄砲を取って、スチーヴンスをさがしに町へ赴いた。それを気づいたペネローブは、再び彼に人殺しをさせまいと、後を追った。彼女は町の酒場でスチーヴンスを待ち伏せしているクワートに会った。彼女を見るとクワートはだまって鉄砲を彼女に渡した。スチーヴンスはもっけの幸とクワートをそ撃しようとした。そのせつな銃声はとどろき、スチーヴンスは倒れた。煙をはいている銃口をふきながら、役人マックリントックが微笑をうかべて立っていた。クワートは役人に感謝の眼ざしを送り、ペネローブのそばに馬車に腰かけた。ペネローブが持っていたクワートの鉄砲は、馬車が動き出すと共に地上に落ちた。

フォトギャラリー

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Angel and the Badman
製作年
1947年
製作国
アメリカ
初公開日
1949年9月
上映時間
100分
製作会社
リバフリック映画
ジャンル
西部劇


[c]キネマ旬報社