ファースト・ワイフ・クラブ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ファースト・ワイフ・クラブ
ファースト・ワイフ・クラブ
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ファースト・ワイフ・クラブ

1996年公開、113分、コメディ
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長年連れ添った夫に裏切られた3人の女たちが、彼らに復讐するため一致団結して戦い抜く様を描いたコメディ。共に51歳の3人の個性派女優たちのパワフルな演技が見もの。オリヴィア・ゴールドスミスの同名小説を、「マグノリアの花たち」「ソープディッシュ」のロバート・ハーリングが脚色し、監督には「不機嫌な赤いバラ」のヒュー・ウィルソンがあたった。製作は「身代金」のスコット・ルーディン、製作総指揮は「ため息つかせて」のエズラ・スワードロウと、アダム・シュローダー。撮影は「ボーイズ・オン・ザ・サイド」のドナルド・ソーリン、音楽は「アメリカン・プレジデント」のマーク・シャイマン、美術は「ゲット・ショーティ」のピーター・ラーキン、編集は「ノーバディーズ・フール」のジョン・ブルーム、衣裳は「くちづけはタンゴの後で」のテオーニ・V・アルドリッジ。主演は「永遠に美しく…」のゴールディ・ホーン、「フォー・ザ・ボーイズ」のベット・ミドラー、「マイ・ルーム」のダイアン・キートン。共演は「秘密の花園」のマギー・スミス、「マーズ・アタック!」のサラ・ジェシカ・パーカー、「デイライト」のダン・ヘダヤ、「ハートブレイク・リッジ」のアイリーン・ヘッカート、「私に近い6人の他人」のストッカード・チャニング、「ショーガール」のエリザベス・バークレイ、「アメリカン・プレジデント」の監督ロブ・ライナーほか。

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ストーリー

大学時代を共に過ごしたアニー(ダイアン・キートン)、エリース(ゴールディ・ホーン)、ブレンダ(ベット・ミドラー)は、親友シンシア(ストッカード・チャニング)の葬儀の日、20年ぶりに再会した。シンシアは、離婚して間もない前夫(ジェームズ・ノートン)が若く美しい女と再婚したことにショックを受けて自殺したのだった。結婚25年目のアニーは、夫のアーロン(スティーヴン・コリンズ)と別居中。しかし、時々彼と会っては、夫婦関係を修復しようと懸命だ。寄る年波と闘い美容整形の手術を繰り返している映画女優のエリースは、夫のビル(ヴィクター・ガーバー)と離婚調停の真っ最中。運転手から拾い上げ、プロデューサーにまで育て上げた彼に背かれ、おまけに財産の半分を要求されて踏んだり蹴ったり。結婚20年目のブレンダは、大きな電器店チェーンを経営する夫モーティ(ダン・ヘダヤ)がレジ係のシェリー(サラ・ジェシカ・パーカー)に入れ上げて、家を出てしまった。夫に捨てられた同士の3人はお互いに慰め合う。折も折、アニーは夫から、共にセラピーを受けていた精神科の女医レスリー(マルシア・ゲイ・ハーデン)と再婚すると告げられる。エリースは自分に来るはずだった役を、ビルが駆け出しの女優フォーブ(エリザベス・バークレイ)に回し、自分をその母親役に据えたことを知る。ブレンダは訪れたブティックで鉢合わせしたシェリーに、肥満をなじられる。怒り心頭に発した3人は、“ファースト・ワイフ・クラブ”を結成。夫たちへの復讐を遂げる計画を練り始めた。まずエリースは夫を出し抜くため、家具や美術品、オフィスの机から夫の愛車まで、ことごとく持ち去ってオークションにかけた。オークションでは社交界に憧れるシェリーの心理をうまく操り、社交界の大御所ガニラ(マギー・スミス)の協力を得て、エリースの品物に法外な値を付けさせるよう仕向けた。ここで得た資金は、アーロンの会社の乗っ取りに充てられた。一方、ブレンダはカーマイン叔父(フィリップ・ボスコ)から、今の事業を始める時に横流しの盗品を仕入れていたという夫の泣きどころを聞き出す。計画は順調にいくと見えたが、ある日、ともすれば酒に溺れがちなエリースをブレンダが責めたことから争いは殴り合いに発展し、アニーをも巻き込んだ。だが、1人になってブレンダの気遣いを知ったエリースは彼女と仲直りし、3人の友情の絆は以前より固くなった。活動を再会した3人は、夫たちの弱点をうまくつき、ビルやモーティから巻き上げた金でマーティの会社を買収することに成功。彼女たちはシンシアの名を冠した財団を設立し、自分たちと同じ境遇の女性の救済事業を始める。財団の華やかなお披露目パーティも終わり、3人は陽気に歌い踊って快哉を上げた。

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作品データ

原題
The First Wifes Club
製作年
1996年
製作国
アメリカ
配給
UIP
初公開日
1996年
上映時間
113分
製作会社
スコット・ルーディン・プロ作品(パラマウント映画)
ジャンル
コメディ


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