フェノミナン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
フェノミナン
フェノミナン
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フェノミナン

1997年1月18日公開、123分、恋愛/ファンタジー
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ある日突然、並外れた知性を与えられた男と彼を支える女性の愛を描いたハートフルなラブ・ストーリー。監督は「あなたが寝てる間に…」のジョン・タートルトーブ。脚本はTVドラマ『A Family Upside Down』でエミー賞5部門の候補となり、ゴールデン・グローブ賞を受賞したジェラルド・ディペゴ。製作はバーバラ・ボイルとマイケル・テイラーの共同、製作総指揮はチャールズ・ニューワースとジョナサン・クレイン。ゴールデン・ライトと呼ばれる午後の遅い光を使った美しい映像を作り上げた撮影は、前2作でも監督と組んだフェドン・パパマイケル。音楽は「ショーシャンクの空に」のトーマス・ニューマンがスコアを書き、元ザ・バンドのロビー・ロバートソンが総指揮をつとめた。美術はギャリース・ストーヴァー、編集はブルース・グリーン。主演は「ゲット・ショーティ」のジョン・トラヴォルタと「愛に迷った時」のカイラ・セジウィック。共演は「スモーク」のフォレスト・ウィテカー、「スカーレット・レター」のロバート・デュヴァルほか。

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ストーリー

カリフォルニア州の美しい田舎町ハーモン。自動車整備工場を経営するジョージ(ジョン・トラヴォルタ)は、気さくな人柄から町中の人々に愛されている。独身の彼の意中の女性は、家具アーティストのレイス(カイラ・セジウィック)。行きつけのバーで37歳の誕生パーティが開かれた夜。不思議な光を見たジョージは、その時から並外れた天才に生まれ変わる。むさぼるように本を読み、次々に画期的なアイディアを披露。ジョージは自身のあまりの変化に不安を感じ、父親代わりの医師ドク(ロバート・デュヴァル)に相談する。そんなある日、レイスと森を散策中の彼は地震を見事予知。翌日、地震学の権威のリンゴールド博士が彼を訪ねてきた最中、ドクからポルトガル語の通訳が必要だとの呼び出しが。わずか20分でポルトガル語をマスターしたジョージは、食中毒で苦しむポルトガル人の老人から同じ症状で苦しむ行方不明の孫を捜してほしいと頼まれて居所を突き止め、少年は無事に保護された。その上、少年の母ミカエラがメイドの仕事を探していると聞いたジョージは、一人暮らしの親友ネイト(フォレスト・ウィテカー)に彼女を紹介すると、2人はたちまち恋に落ちた。だが、ジョージの不思議な能力を知った町の人々は彼を恐れ始める。そして、お遊びで解読した軍の暗号が元でFBIに拘束され監視を付けられたジョージは、孤独と不安から家に閉じこもる。そんな時、レイスが彼を訪ね、伸び放題の髪を切り、髭を剃ってくれた。彼女の愛で勇気を取り戻したジョージだが、間もなく、再びあの光を見て倒れた。彼の脳には腫瘍があり、その刺激によって脳の活動範囲が広げられ、彼を天才に変えたことが判明。だが、腫瘍は確実に死をもたらす。見舞いに着たレイスに彼は「僕の命が終わるまで愛してくれる?」と聞くと、彼女は「いいえ、私の命が終わるまでよ」と答える。研究のため、危険な延命手術を施そうとする医師たちの手を逃れて彼は病院を脱走。ネイトに別れを告げ、レイスと結ばれたその夜、静かに息を引き取った。1年後、あのバーでジョージの誕生パーティが開かれた。結婚し、二世誕生間近のネイトとミカエラ、レイスと2人の子供たち、ドクらが盛大に祝うかたわらで、ジョージの写真が優しく笑いかけていた。

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作品データ

原題
Phenomenon
製作年
1996年
製作国
アメリカ
配給
ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン
初公開日
1997年1月18日
上映時間
123分
製作会社
バーバラ・ボイル-マイケル・テイラー・プロ作品(タッチストーン・ピクチャーズ提供)
ジャンル
恋愛ファンタジー


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