欲望の街 古惑仔I 銅鑼湾(コーズウェイベイ)の疾風:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
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欲望の街 古惑仔I 銅鑼湾(コーズウェイベイ)の疾風
欲望の街 古惑仔I 銅鑼湾(コーズウェイベイ)の疾風
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欲望の街 古惑仔I 銅鑼湾(コーズウェイベイ)の疾風

1997年1月25日公開、99分
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香港の黒社会をクールに生き抜くチンピラ青年たちの活躍をスタイリッシュに描いた青春群像劇。ベストセラー漫画『古惑仔』(日本未発売)の映画化で、96年1月(旧正月)に公開されるや若年層の支持を受けて大ヒット、4月に第二弾「欲望の街 古惑仔II/台湾立志伝」、7月に第三弾『新・欲望の街 古惑仔疾風、再び』と半年間にシリーズ3作が製作されるほどの人気を集めた。監督・撮影・プロデュースは「男たちの挽歌4」など撮影監督としても活躍するアンドリュー・ラウで、『男たちの挽歌・外伝』(V、95)に次ぐ監督作となる。製作は「男たちの挽歌4」のバリー・ウォン。脚本は『夢中人』(V)などのマンフレッド・ウォンとシャーロン・ホイ、音楽はクラレンス・ホイ、美術はリー・ピックワン、編集は「男たちの挽歌4」のマー・コーがそれぞれ担当。出演は「男たちの挽歌4」『男たちの挽歌・外伝』(V)でラウと組んだチェン・イーキンをはじめ、アイドル・トリオ“風火海”のメンバーで「君さえいれば/金枝玉葉」のチャン・シウチョン、「ザ・ブレード」のマイケル・ツェーとジェイソン・チューと、人気アーティスト、ジャン・ラムの弟でDJとしても活躍するジェリー・ラムの五人組のほか、共演は「白髪魔女伝」のン・チャンユー、バイプレーヤーとして活躍するン・チーホン、ラム・ソーンイー、セン・フイオン、『酔拳3』(V)のサイモン・ヤム、人気アイドルのジジ・ライなど。

ストーリー

香港。銅鑼湾。ナン(チェン・イーキン)は、新興住宅地育ちの幼なじみの不良青年グループのリーダー。頼もしい相棒だが女好きなのが欠点のサンカイ(チャン・シウチョン)、ひょうきんなポウパン(ジェリー・ラム)とその兄チョウパン(ジェイソン・チュー)、喧嘩早いイー(マイケル・ツェー)の5人組で、学生時代から街の顔役、洪興社の幹部B(ン・チーホン)の舎弟だった。命令ひとつで敵対するヤクザを殺す裏街道を行く彼らだが、青春は謳歌する毎日。ある日。洪興社の組長チャン(サイモン・ヤム)が、組が一部を取り仕切るマカオのカジノに上納金を請求した地元のボス、ビルを殺せと命令。マカオに赴いた5人だが、逆に襲撃されてチョウパンはメッタ切りにされて死に、ナンはつかまって催淫剤を飲まされ、サンカイの恋人ホーヤンとのセックスを強要され、それをビデオに撮られてしまう。女遊びで遅刻して難を逃れたサンカイはこの事実を知って怒り、従兄を頼って台湾に高飛びした。香港に戻り、傷ついた心と体を休めるナン。彼の車を盗んだことから知合った吃音の不良娘サイ(ジジ・ライ)が、不器用ながら彼の世話をした。すべては彼らと昔から仲が悪い兄貴分で幹部のカン(ン・チャンユー)の企みだった。裏工作でチャンから組長の座を奪い、幹部会にナンたちを呼び出し、マカオの失敗を責めるカン。さらに例のビデオをネタに、ナンが組の仲間の女と寝たという掟破りをしたとして彼を組から追放した。ナンは郊外の観光地・西貢で食堂を開き、堅気の生活をはじめた。さて、カンは邪魔者のBを麻薬がらみの殺しに見せかけて家族もろとも生き埋めに。葬儀で復讐を誓うナン。カンは彼の店を焼き、いよいよ対決の時……そこへ台湾でヤクザとして男を上げたサンカイが帰ってきた。ナンはサンカイの助けで、台湾一の組織・三連会の後押しを得て、組の幹部たちに根回しを進めてカンを追い詰めた。銃を手にして雑踏へ逃れたカンは、平凡な警察官に射殺されて惨死。ナンたちは勝利の凱歌をあげた。

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作品データ

原題
古惑仔之人在江湖
製作年
1995年
製作国
香港
配給
彩プロ配給(アジア映画社提供)
初公開日
1997年1月25日
上映時間
99分
製作会社
晶藝電影事業有限公司作品


[c]キネマ旬報社