コーラス・ガール:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
コーラス・ガール
コーラス・ガール
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コーラス・ガール

1924年公開
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「サンライズ」「アメリカ美人」「太洋の狼」等出演のマーガレット・リヴィングストン嬢の出演する映画で、「第一曲馬団」「太洋の狼」等と同じくラルフ・インス氏が監督している。原作はジェームズ・フォーブス氏の舞台劇で、ブラッドリー・キング女史が映画へと脚色した。相手役「マダムX」「異郷の露」等出演のアラン・ロスコー氏で、そのほかヴァージニア・リー・コービン嬢フィロ・マッカロー氏、イヴ・サザーン嬢、近ごろは監督をしているロイド・イングレアム氏や、マーヴィン・ルロイ氏等が出演している。

ストーリー

都でコーラス・ガールをしていたパトリシア・オブライエンはマロリー厩の持ち主ダン・マロリーと結婚しようと想って故郷へ帰って行った。が、厩に火事が起こってダンの持馬レディ・ベルは眼を傷めた。ダンはこの馬を競馬に出してその勝利による賞金を2人の結婚にあてようと考えていた事とて、一時結婚は延期された。パトリシアは妹のノラを連れて都へ戻った。ダンの厩を抵当に持っているディック・クロウフォードは腹黒い男で、この未だ子供気の抜けきらないノラをつけ廻して機会を覗っていた。が、それはいつも姉パトリシアのために妨げられていた。しかし彼は依然として断念せず姉妹が歌劇団に入ってから後も未だその欲望を棄てはしないのであった。いよいよ競馬の当日が来た。レディ・ベルは未だ視力が恢復していなかったが、ダンはそれを出場させた。この時ノラは他のコーラス・ガールから預かっていた金をディックに渡してレディ・ベルに賭けるように頼んだ。が、ディックは故意とそれを他の馬に賭けた。勝負はレディ・ベルの勝で終わった。ノラはそれによって損失した金を取り戻しにディックのアパートメントへ出かけて行った。これを知ったパトリシアはその跡を追って、ディックの許を訪れた。が、その時、ダンもディックへ借金を支払いに出向いたので、事件は急を告げ、パトリシアは妹ノラを救いたいばかりに、時分がこの部屋を訪れたのだといってダンの前にたった。ダンはパトリシアに裏切られたのを憤ってこの部屋を去った。パトリシアは一言も弁解できないので涙に暮れた。が、やがて全ては了解が行く事となった。ダンはディックの部屋へ行ったのはパトリシアではなくノラである事を知った。そしてパトリシアとダンとは再び結ばれる事となった。

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作品データ

原題
The Chorus Lady
製作年
1924年
製作国
アメリカ
配給
欧米映画社
初公開日
1924年
製作会社
ピー・ディー・シー映画


[c]キネマ旬報社