死臭のマリア:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
死臭のマリア
死臭のマリア
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死臭のマリア

1998年10月3日公開、27分
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誤って隣人を殺してしまった男が辿る運命を描いた短篇ドラマ。アテネ・フランセ文化センターとユーロスペースが97年秋に開校した「映画技術美学講座」の中で製作された作品で、「FOUR FRESH!」という特集企画で上映された一本。監督・脚本は伊藤晋。主演は、書道パフォーマーとして知られる横山豊蘭。16ミリ。

ストーリー

定職もなく、いよいよ生活に困った健太郎は、アパートの隣家に忍び込む。ところが、住人の真理が帰ってきて鉢合わせ。動揺した健太郎は、誤って彼女を死なせてしまうのだった。そこへ真理の妹・恵理が訪ねてくるが、その場は真理の彼氏だということでごまかし通して事なきを得る。しかし、どうしたものかと考えあぐねた健太郎は、変声機を製造してアリバイ工作をしてみるが、その一方で真理の肉体は確実に朽ちて、異臭を放ち始める。切羽詰まった健太郎は、十字架の形をした棺桶の中に死体を入れて外へ運び出すことを計画。その姿は、まるで十字架を背負わされたキリストのようであった。

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作品データ

製作年
1998年
製作国
日本
配給
映画技術美学講座
初公開日
1998年10月3日
上映時間
27分
製作会社
映画技術美学講座


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