フレンチドレッシング(1998):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
フレンチドレッシング(1998)
フレンチドレッシング(1998)
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フレンチドレッシング(1998)

1998年公開、100分
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いじめられっ子と教師と女の子の奇妙な共同生活を、現代的なリアルさで描いた一編。監督はPFF出身の斎藤久志。やまだないとの原作コミックを斎藤自身が脚色。撮影は「リング」の林淳一郎。主演は本作が映画デビューとなったモデルの櫻田宗久。98ロッテルダム国際映画祭招待作品、第10回東京国際映画祭正式出品、98モントリオール国際映画祭正式出品作品。

ストーリー

生まれつき突発的に眠ってしまう病を持つ17歳の高校生、岸田真弓は毎日級友からいじめを受けている。ある日思いつめた岸田は自殺しようと屋上の柵を乗り越える。そこをたまたま居合わせた教師の村井が岸田を引き留め、その場で岸田を後ろから犯してしまう。村井は「悔しくて、もう死ねないだろう」と去っていった。村井への復讐を企む岸田は、村井から奥さんを殺して庭に埋めた話を聞き、真に受けて庭を掘りかえす。そんな岸田の行動に興味を持った同級生のマリィは、ふたりの関係に入り込み、やがて村井をパパと呼ぶようになる。そこから三人は、学校にも行かず、村井の家で奇妙な共同生活を始めた。ときどき三人は揉めることもあったが、ほとんどは穏やかな毎日だった。そんな夏のある日、村井の作った改造拳銃を持って、三人は車で海へ出掛けた。途中、コンビニに寄ったマリィをふたりは置き去りにした。やがてふたりを乗せた車はひと気のない海辺に着いた。岸田はひとりで海に入り、泳いだ。

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作品データ

製作年
1998年
製作国
日本
配給
大映
初公開日
1998年
上映時間
100分
製作会社
大映作品(製作協力*ツインズ)


[c]キネマ旬報社