酔夢夜景:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
酔夢夜景
酔夢夜景
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酔夢夜景

1998年8月8日公開、81分、恋愛
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中国人女性と偽装結婚したアル中の男が、彼女の死をきっかけに人生をやり直そうとする姿を描いた純愛ドラマ。監督は片岡修二。脚本は、「若妻不倫の香り」(いまおかしんぢ名義)の今岡信治と「いんらん旅館濡れ濡れ若女将」の周知安の共同。撮影を「安藤組外伝群狼の系譜」の下元哲が担当している。主演は、「Give me a Shake レディースMAX」の大久保貴光と「極道の妻たち決着」の李丹。スーパー16ミリからのブローアップ。

ストーリー

元F3レーサーで、今はホテトル嬢を車で送る仕事をしているアル中の茂の元に、警察から妻が強盗に殺されたという知らせが届いた。「妻?」。戸惑いながら彼は、一年前に中国人女性・美鈴と偽装結婚していたことを想い出す。当時、酒とギャンブルによる借金で首が回らなくなっていた茂は、ホステスとして出稼ぎに来た美鈴と偽装結婚した。それで茂は人生をやり直す為の金を手に入れ、美鈴はビザを手に入れ、そしてふたりはそれぞれに新しい人生を歩み出す筈だった。だが一年後、茂は相変わらず酒に溺れる日々を送り、美鈴は何者かに殺されてしまった…。美鈴の住んでいたアパートの管理人から荷物の処分をしてくれと言われ、訪れた美鈴の部屋で彼女の親友・秀明と会った茂は、美鈴が茂のことを心の支えにしていたという話を聞かされる。その一方で、美鈴が働いていたクラブのママ・瑞芳は、美鈴が身勝手で金に貪欲だったと彼に話した。偽装とは言え結婚した女のことを何も知らない自分に、茂はやるせない気分になっていく。そんな彼に、ヤクザがドライバーとしての腕を見込んで接近してきた。落ちるならどこまでも落ちてやる。自暴自棄になった茂は、その仕事を受けることにした。しかしある日、警察から犯人が捕まったとの知らせが届く。そして、刑事は今は茂の部屋にある美鈴の遺影の前に、犯人から押収した指輪を置いていった。それは、入管審査を前に茂が美鈴の為に買ってやったイミテーションの指輪に違いなかった。美鈴は、それを強盗から守ろうと争って殺されたらしい。そのことを知った茂は、ヤクザの仕事を断り引っ越し屋に就職。美鈴の両親に仕送りしながら、今度こそ新しい人生を踏み出そうとするのであった。

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作品データ

製作年
1998年
製作国
日本
配給
ゼアリズ
初公開日
1998年8月8日
上映時間
81分
製作会社
シネロケット作品(製作協力*レジェンド・ピクチャーズ)
ジャンル
恋愛


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