メイド・イン・ホンコン|MOVIE WALKER PRESS
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メイド・イン・ホンコン

1999年6月12日公開,108分
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香港を舞台に、行き場のない不良少年の心象風景を生々しく描き出した青春ドラマ。監督・脚本は『大閙廣昌隆』(未公開)の新鋭フルーツ・チャンで、本作が監督第2作。香港では初めてといってよいインディペンデントな立場で、役者は素人を起用、ストック・フィルムなどを利用し、8万ドルという低予算で本作を撮り上げた。撮影はオー・シンプイと音楽も担当しているラム・ワーチュンの共同。製作はドリス・ヤン。製作総指揮は香港を代表するスター・歌手のアンディ・ラウ(「天と地」)。美術はマー・カークワン。編集はティン・サムファ。衣裳はティン・ムッ。出演は本作後モデルとしても活動する「もういちど逢いたくて 星月童話」のサム・リーほか。2018年3月10日より4Kレストア・デジタルリマスター版が公開(配給:ユナイテッドエンタテインメント)。

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メイド・イン・ホンコン

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

1997年、香港。下町の低所得者用公団に住む少年(サム・リー)は、父親が家出後、母親(ドリス・チョウ)とふたり暮らし。中学卒業後は知的障害のロン(ウェンバース・リー)を弟分に、借金の取り立ての手伝いをして生活していた。ある日、取り立て先で彼はすらりとした足の少女ペン(ネイキー・イム)と出会う。朝。ロンは飛び降り自殺した女子高生を目撃し、血に染まった2通の遺書を拾う。直後、白い制服の高校生にたたきのめされたロンは入院し、病院に迎えに行ったチャウは看護婦からロンが持っていた遺書2通を渡される。持ち帰ったその日から、毎晩死んだ少女サンの夢を見ては夢精してしまうチャウ。そんなある日、ペンが突然チャウをたずねてくる。ペンはチャウに憧れてしまったのだ。ふたりはロンを連れてサンの遺書を宛先の相手に渡しに行く。ひとり目の女子校の体育教師はそれを見ずに破り捨てた。もう1通は両親に宛てたものだったが、家人に見つかって3人は逃げた。すると、ペンが胸を押さえて倒れる。彼女は重い腎臓病に冒されていたのだ。チャウは友人のクンが民生委員の美人のリーさんのすすめで臓器提供者になってパンフレットをくれたことを思い出して、申込書を取り出す。ペンを愛しはじめたチャウは、彼女に腎臓をあげようと思った。そんなペンの家にタチの悪い借金取りのデブのチャンが現われ、彼女に母親に借金のカタに娘をよこせと迫る。チャウはデブを追い払い、ペンを助けたい一心で自分の母親の貯金の5千ドルを盗んでしまった。母親は家を出て帰らなかった。ペンは入院した。チャウはロンと彼女を高台の墓地に連れ出し、3人はサンの墓を探した。ペンは「私が死ぬとき抱いてね」とチャウにささやき、ふたりは初めてキスする。ペンの父親の借金と彼女の手術費用を稼ぐため、チャウはかねてボスのウィンに命じられていた大陸から来た商売敵の殺しの仕事を引き受けた。だが、殺しは失敗。失意のチャウをスケボーに乗った少年が襲い、ドライヴァーで腹を何度も刺す。デブのチャンの差し金だった。瀕死のチャウの腎臓を娘に下さいとペンの母親は懇願するが、チャウは奇跡的に持ち直した。数カ月後。退院したチャウはペンとロンが死んだことを知る。ロンはウィンに麻薬運びをさせられ、無残に殺されたのだ。復讐を誓ったチャウは再び銃を手にして、ウィンと自分を殺そうとしたチャンを撃った。数日後。サンの遺書が両親に届く。遺書にはペンとチャウのそれぞれの最後の言葉も書き添えられていた。

作品データ

原題
香港製造/Made in Hong Kong
製作年
1997年
製作国
香港
配給
東光徳間配給(東光徳間=ポニーキャニオン=ツイン提供)
上映時間
108分

[c]キネマ旬報社

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