娼婦ベロニカ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
娼婦ベロニカ
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娼婦ベロニカ

1999年10月23日公開、111分、文芸
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封建社会で力強く生き抜く女性の愛と官能を描いた文芸ロマン。監督は「みんな愛してる」のマーシャル・ハースコヴィッツ。脚本ハマーガレット・ローゼンタールの自伝を元に新鋭ジェニーン・ドミニーが担当。製作は「恋におちたシェイクスピア」のエドワード・ズウィックとハースコヴィッツ、「パトリシア・アークェットのグッバイ・ラバー」のアーノン・ミルチャン、サラ・キャプラン。製作総指揮は「評決のとき」のマイケル・ネイサンソン、「フィッシャー・キング」のステファン・ランドール。撮影は『ボディ・スナッチャーズ』(V)のボージャン・バゼリ。音楽は「ジキル&ハイド」のショージ・フェントン。美術は「未来世紀ブラジル」のノーマン・ガーウッド。編集は「戦火の勇気」スティーヴン・ローゼンブラムと「マスク」のアーサー・コバーン。衣裳は「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」のガブリエラ・ペスクッチ。出演は「ブレイブハート」のキャサリン・マコーマック、「ダーク・シティ」のルーファス・シーウェル、「ブルワース」のオリヴァー・プラット、「沈黙の女」のジャクリーン・ビセットほか。

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ストーリー

1583年、ヴェネチア共和国。封建時代のこと、女は男に従属するものと定められ、真の幸せをつかむには高級娼婦(=コーティザン)になるくらいしか道はなかった。コーティザンの娘ヴェロニカ(キャサリン・マコーマック)は貴族のマルコ(ルーファス・シーウェル)と愛し合うが、身分の違いがふたりの結婚を許さなかった。ヴェロニカはマルコの妹も政略結婚させられたと知り、母パオラ(ジャクリーン・ビセット)の手引きで娼婦の世界に入る。国防大臣に目をかけられ、美貌と持ち前の才気に磨きがかかった彼女は艦隊総督や司教などお歴々の間で評判になっていく。愛のない結婚をしたマルコはヴェロニカが娼婦になったと知り会いに来るが、彼女は意地もあって拒絶した。そんな彼女に反感をもっていたマルコの従兄マフィオ(オリヴァー・プラット)は総督の面前でヴェロニカを侮辱、怒った彼女は習得していた剣を抜いて即興詩を交わしながら彼と戦う。負けなかったが傷ついたヴェロニカを手当したのはマルコで、ふたりは愛を交わした。共和国はオスマントルコと交戦状態。フランス艦隊の応援を得たい総督に呼ばれ、アンリ王の相手をしたヴェロニカだが、そんな彼女にマルコは苦しむ。ところが、みごとアンリ王から援軍をかちとったはいいが、ヴェロニカは国の女性たちからうとまれ、魔女として告発の憂き目に。折りからペストが蔓延、死の町を化した町でヴェロニカは宗教裁判にかけられる。かくして彼女は自らの誇りをかけて裁判に挑むのだった。

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作品データ

原題
A Destiny of Her Own
製作年
1998年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス映画
初公開日
1999年10月23日
上映時間
111分
製作会社
アーノン・ミルチャン=ベッドフォード・フォール・プロ作品
ジャンル
文芸


[c]キネマ旬報社

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