逢いたくてヴェニス:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
逢いたくてヴェニス
逢いたくてヴェニス
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逢いたくてヴェニス

1999年12月18日公開、93分
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夫の浮気相手の連れ合いの弁護士を誘拐して、子供ふたりとヴェニスへ向かう中年女性の珍道中をコミカルに描いたロード・ムービー。監督はドイツでドキュメンタリーやテレビで活躍する中堅監督ヴィヴィアン・ネーフェ。脚本はネーフェ、ワルター・ケルガー、バーバラ・ヤーゴ、パメラ・カッツ。撮影はパーター・ドゥットリング。音楽はディーター・シュライプ。出演はアグライア・シスコヴィッチ、「ラン・ローラ・ラン」のハイノ・フェルヒほか。

ストーリー

ミュンヘン。勝ち気で活発な女性エヴァ(アグライア・シスコヴィッチ)は、売れない画家の夫ルイス(ゲデオン・ブルクハート)とふたりの子供フロリアンとローザを養うため、ウェイトレスをして日々の生計を立てる日々。ある日、出かけるというルイスを空港に見送りに行った彼女は、夫がパトロンで有名な女銀行家シャルロット(ヒルデ・ファン・ミーゲン)と一緒に旅立つのを見て激怒。エヴァは怒りにまかせて彼女の夫で有能だが高慢ちきな弁護士ニック(ハイノ・フェルヒ)の元に赴き、彼をおもちゃのピストルで脅して誘拐。彼を人質に子供ふたりを連れて、留守電から突き止めた夫の不倫旅行先のヴェニスへ旅立つ。泥棒の被害にあったり、無銭飲食をしたりとさんざんな目にあう4人だが、そんな道中でニックはエヴァに揺り動かされていく。一方、最初はうまくいっていたルイスとシャルロットも、やがてすれ違いに。彼らの帰国の日、ルイスたちにめぐりあうエヴァ一行。それぞれ元のさやにおさまったとみえたが、お互いに忘れられなくなっていたエヴァとニックは劇的な再会を果たすのだった。

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作品データ

原題
Four for Venice
製作年
1997年
製作国
ドイツ
配給
パンドラ
初公開日
1999年12月18日
上映時間
93分
製作会社
オルガ・フィルム作品


[c]キネマ旬報社