オルフェ(1999):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
オルフェ(1999)
オルフェ(1999)
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オルフェ(1999)

2000年9月9日公開、110分、恋愛
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カーニバルとともに美しく燃えた、若い男女の情熱的なラヴストーリー。監督はカルロス・ヂエギス。脚本はヴィニシウス・ヂ・モライスの舞台用脚本『play Orfeu da Conceicao』がベース。撮影は「オール・アバウト・マイ・マザー」のアフォンソ・ベアト。音楽はブラジリアン・ポップ界の大御所カエターノ・ヴェローゾ。出演は本作で映画デビューのトニ・ガヒード、パトリシア・フランサほか。

ストーリー

カーニバルの準備で町中が活気づくリオデジャネイロ。貧困地区に住む天才ミュージシャン、オルフェ(トニ・ガヒード)も自ら率いるサンバチームの3連覇をかけて目下練習中。そんな中、この地区に住む叔母を訪ねてユリディス(パトリシア・フランサ)がやって来た。オルフェはモデルのミラ(イザベウ・フィラルディス)とつき合っていたもののユリディスに一目ぼれ。彼女も初めは叔母を気づかって態度には表さなかったが、互いに心を惹かれ合う。オルフェの幼なじみで地区を支配する麻薬商ルシーニョ(ムリロ・ベニーシオ)の残忍な行為をユリディスから聞いたオルフェは彼に地区を出ていくよう忠告。そしてオルフェもユリディスと一緒に生まれ育った地区から離れる決意をする。そしてカーニバル本番。極彩色の衣装に包まれたサンバの輪の中で脚光を浴びるオルフェ。その頃ユリディスはルシーニョに誤って銃殺され、崖から投げ捨てられてしまう。翌日事実を知ったオルフェは彼を殺し、崖を下ってユリディスを探す。彼女の亡骸を抱き、魂が抜けたように地区へ戻るオルフェ。明くる日それを見たかつての恋人ミラは嫉妬のあまり彼を槍で刺し殺してしまう。広場に横たわる二人の姿を取り囲む人々の一角で、オルフェのチームが3連覇を果たしたとテレビで報じられる。画面では華やかな笑顔であふれたオルフェとユリディスの姿があった。

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作品データ

原題
Orfeu
製作年
1999年
製作国
ブラジル
配給
KUZUIエンタープライズ配給(KUZUIエンタープライズ=テレビ東京=アミューズ=アーティストフィルム=テレビ大阪提供)
初公開日
2000年9月9日
上映時間
110分
製作会社
リオ・ヴェルメルホ・フィルムズ作品(製作協力*グロボ・フィルムズ)
ジャンル
恋愛


[c]キネマ旬報社

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