光明の彼岸へ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
光明の彼岸へ
光明の彼岸へ
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光明の彼岸へ

1928年公開
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「雲晴れて愛は輝く」「タイタニック」「おしゃれ哲学」等出演のヴァージニア・・ヴァリ嬢が、「青鷲」「拳闘修羅士」出演のウィリアム・ラッセル氏と共演する映画で、「バラウー」を同じくリチャード・ロッスン氏の監督作品である。原作はポール・アームストロング氏作の舞台劇で、ポール・ショーフィールド氏が脚色した。主役二役を助けて薪進ナンシー・ドレクセル嬢や「親爺若返る」のジョージ・ミーカー氏、ウィリアム・デマレスト氏、ジェームズ・ゴードン氏等が出演する。

ストーリー

ドン・エリオットという青年があった。彼は病院で助手として勤めていたが、生来酒が好きでその恐れる可き害毒の犠牲とならうとしていた。或る日、彼はメイ・ジョイスという乙女と知り合いとなった。メイの父も矢張り酒の為に身を滅ぼした男であった。そしてメイは今ではジェリー・マギーの経営するブルー・ムーンというカフェで酷使せられている身であった。エリオットはメイにこの場所から脱れ出る事をすすめたが、それは不可能であった。メイには妹があった。名をジェニーといって、メイの心尽くしからジャシーの寄宿舎に入っていて、世の毒てから逃れていた。が、そこへこのマギーへ内々密造の酒を供給している悪党の頭トリッガー・カスウェルという男が云い寄って、うまうまとジェニーを口説き落とし、駆け落ちをすすめた。浮世知らぬジェニーは男の言う侭に、夜その宿舎を抜け出した。そしてブルー・ムーンの午前5時、漸く酔いどれどもが腰を上げ出した頃、トリッガーの一行が、お前の結婚祝いだといって雪崩れ込んできた。マギーは暴力によってメイを我が家へ連れて行こうとしていたのであったが、此の有様を見て事態容易ならずとし、手下に命じて手配をさせた。そうした所へエリオットが普段の酔いどれとは全く違った姿でやって来た。彼はこの悪党達から可愛そうなメイとジェニーとの姉妹を救いにやって来たのである。そして此処に善悪入り乱れての大奮闘があった後、マギーもトリッガーも自滅し、エリオットは姉妹と共にこの汚れた地を首尾よく脱れ得るのである。

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作品データ

原題
The Escape
製作年
1928年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1928年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社