夜の足跡:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
夜の足跡
夜の足跡
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夜の足跡

2001年6月22日公開、38分
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父親を殺した過去を持つ青年の、人生の再出発を描いた短篇ドラマ。監督は「宇宙貨物船レムナント6 REMNANT6」の万田邦敏。脚本は、映画美学校第2期生の大城宏之と万田監督の共同。撮影を瀬戸慎吾、川野由加里、小林妙子が担当している。主演は、映画初出演の境利朗。尚、本作は『シネマGOラウンド』の一作として、製作・公開された。16ミリからのテレシネ。ビデオプロジェクターによる上映。

ストーリー

小さな印刷工場で働く24歳の青年・洋は、田舎の母親から頼まれ、暫くの間、11歳になる弟の潤を預かることになる。だが、かつて家族に対して理不尽な暴力を繰り返した父親を殴り殺した兄に、潤は心を開こうとしない。そればかりか、洋は仕事をリストラされ、父親の亡霊にも悩まされるようになってしまう。やり場のない感情に苦しむ洋は、潤を連れて実家へ帰るが、母親は引っ越してそこにはいなかった。父親を失い、母親にまで捨てられ、兄に対して憎悪を剥き出しにする潤。そんな弟を連れ東京へ戻った洋は、潤とふたり、人生の再出発を誓う。

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作品データ

製作年
2001年
製作国
日本
配給
映画美学校
初公開日
2001年6月22日
上映時間
38分
製作会社
アテネ・フランセ文化センター=映画美学校


[c]キネマ旬報社