荒野の七人:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
荒野の七人
荒野の七人
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荒野の七人

1961年5月3日公開、128分、西部劇
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黒沢明監督の東宝映画「七人の侍」をジョン・スタージェス監督が西部劇化した作品。脚本担当はウォルター・ニューマン。撮影に当ったのはチャールズ・ラング。音楽をエルマー・バーンスタインが受けもった。出演するのは「ソロモンとシバの女王」のユル・ブリンナー、「死の舟」のホルスト・ブーツホルフなど。製作ジョン・スタージェス。

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ストーリー

メキシコの寒村イスカトランの村人達は毎年収穫期になると恐怖に戦いていた。カルヴェラが率いる野党がきまって掠奪にくるからだ。しかし、今年はもう我慢が出来なくなっていた。子供達は飢え、村を去っていく農民がふえていた。ヒラリオと2人の農夫は皆を代表して戦うことを決議、十を買いに国境のアメリカの町やって来た。彼らが町に着いた時に騒ぎが起きていた。原住民の死体を白人の墓地に埋める埋めないの騒ぎだ。全身黒ずくめのガンマン、クリス(ユル・ブリンナー)が無造作に俺が埋めてやろうと買って出た。そこへやりとりを見ていたヴィン(スティーヴ・マックイーン)も助手を志願した。墓地で銃を構える数人の男達、だが、クリスとヴィンは鮮やかにこの騒動を片づけてしまった。ヒリイオ達はこの有様を見てクリスにわけを話して力になってもらうことにした。同意したクリスは腕の立つガンマンを探し始めた。最初に仲間に入ったのがクリスの古い友人ハリー・ラックだった。ヴィンも仲間に入った。ナイフ使いの名人ブリット(ジェームズ・コバーン)と早打ちのリーも加わった。それに西部で名高いオラリー(チャールズ・ブロンソン)も仲間に入れた。そんな中にチコという男がいた。経験も浅く40人もの敵を相手に戦うには若過ぎた。だがチコはクリスを尊敬していた。チコは強引に仲間に入れてもらった。7人のガンマンを迎えて村は一変した。クリスは村人達に戦う準備をさせた。防壁を築いたり銃の使い方を教えたり、7人の男達と村人の間には奇妙な友情が生まれていった。チコはペトラという村娘と仲良くなった。そんな時に、カルヴェラ一味が村を襲って来た。凄惨な拳銃戦が展開された。野盗は撃退された。死傷者も出た。村の雑貨商ソテロは臆病者で戦いにまき込まれるのを恐れていた。クリスはこの機を逃さず一味を全滅させようと深夜野盗のキャンプを襲った。しかし誰もいなかった。ソテロの裏切りでカルヴェラは7人の逆をついて村を占領していたのだ。7人は村を追い払われた。しかし、クリスはもう一度村へ引返し戦うことを皆に告げた。逆襲は掠奪に酔ったカルヴェラ一味の隙をついた。戦闘は激烈をきわめたが、カルヴェラも一味も全滅できた。味方もハリー、ブリット、リー、オラリーが斃れた。チコはペトラと暮らすことになり、クリスとヴィンは村を去った。クリスは村を眺めながら云った。「本当に勝ったのは農民たちだ。俺たちじゃない。」と…。

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作品データ

原題
The Magnificent Seven
映倫区分
G
製作年
1960年
製作国
アメリカ
配給
日本ユナイテッド・アーチスツ
初公開日
1961年5月3日
上映時間
128分
製作会社
U・A(ミリッシュ・カンパニー=アルファプロ)映画
ジャンル
西部劇


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