故郷の丘:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
故郷の丘
故郷の丘
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故郷の丘

1951年1月17日公開、97分
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「隠れた眼」のロバート・シスクが製作し助監督出身のフレッド・M・ウィルコックスが監督した1948年製作になるテクニカラー映画。アイアン・マックラレンの短篇「旧式な医者」に取材してウィリアム・ルドウィグが脚本を書下し、「サンマー・ホリデイ」のチャールズ・エドガー・シェーンバウムが撮影、「哀愁」のハーバート・ストサートが音楽を担当している。主演は「山荘物語」の名犬ラシイ、「大地は怒る」のエドモンド・グウェン、「わが谷は緑なりき」のドナルド・クリスプ、「初めか終りか」のトム・ドレイク、「傷心の愛」のジャネット・リーで、「わが谷は緑なりき」のライス・ウィリアムズ、「小間使(1946)」のレジナルド・オーウェン等が助演している。

ストーリー

スコットランドの高地地方のグレン・アータッチの丘のたった1人の医師マックリュアは遠方よりの往診の帰途、百姓のミルトンから犬のラシイを譲りうけた。羊飼を業とするこの地方で犬は牧畜の大切な働き手だったが、水をおそれるラシイは役たたずだった。マックリュアはラシイの訓練に苦心をしたがなかなか成績があがらない。彼にとっての唯一の助手はミルトンの息子のタマスだったが、ミルトンはこれをきらい、マックリュアの恋人のマーギットも心を痛めていた。誠実なマックリュアはマーギットの母の病気が自分の手に負えぬと知るや私財を投じてロンドンより王室の待医のサー・ジョージを呼んで命を救い、村人の尊敬はたかまった。さらにタマスの盲腸手術を機会に彼はミルトンと和解し、タマスは医学校に入学のためエジンバラに去る。マックリュアはラシイを同行して往診に明けくれする生活をつづける。ある吹雪の夜、往診の帰途マックリュアが落馬して昏絶した。ラシイは激流を横切ってミルトンに急を報じ、老医師は救われたが、これがもとで病床につきた親友のドラムシュウに見とられつつ村医者の生涯を終えた。春が訪れた頃、学業を終えて帰ったタマスがマーギットとラシイと共に彼の墓を訪れる姿が見られた。

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作品データ

原題
Hills of Home
製作年
1948年
製作国
アメリカ
配給
セントラル
初公開日
1951年1月17日
上映時間
97分
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社