国際喜劇ホテル:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
国際喜劇ホテル
国際喜劇ホテル
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国際喜劇ホテル

1933年公開
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「動物園の殺人」「天国爆撃隊」のエドワード・サザーランドが監督した映画で、米国の離婚女王ペギー・ホプキンス・ジョイスが主演する。ニール・ブラントとルイ・イー・ハイフェッツの原作を「お化け大統領」「ルンペン紳士」のウォルター・デレオンがフランシス・マーティンと共同脚色している。ジョウイス嬢を囲って「ラジオは笑う」のスチュアート・アーウィン、「百万ドル貰ったら」のW・C・フィールズ、「ラジオは笑う」のジョージ・バーンズおよびレイシー・アレン、「恐怖城」のベラ・ルゴシ、「未亡人倶楽部」んおサリ・マリッツァ、「お蝶夫人」のエドモンド・ブリーズ等が出演するほか、ルディー・ヴァレー、キャップ・キャロウェイその他ラジオ界の人気者が共演している。撮影担当は「密林の王者」「夜毎来る女」のアーネスト・ホーラーである。

ストーリー

中国蕪湖に住む王博士はラジオと望遠鏡とテレビジョンを兼ねた「レディオスコープ」を発明した。この発明を買収せんとして、集まった各国の電気会社の代表に米国のトミー・ナッシュ、英国のサー・モーティマー・フォーテスキュウ、ロシアのペトロヴィッチ将軍等をあった。トミーとフォーテスキュウの娘キャーロルとは恋仲であったが、トミーが水痘やおたふくかぜのため二度も結婚式を挙げることができなかった。上海蕪湖間の列車が不通となったので、トミーは自分の自動車を駆って出かける事にした所、ペギーという女にせがまれて一緒に連れて行く事になった。ペギーは蕪湖で百万長者の妻になれると信じていた。併し以前の夫で、パリで離婚した筈のペトロヴィッチ将軍が蕪湖に来ているとは知らないでいた。旅行中自動車が破損して、二人は淋しい場所に一夜を明かし、着物を取り違えた。蕪湖に着いてみると、キャーロルは彼らの仲を疑ったが間もなくその疑いも晴れて、トミーとキャーロルは直ちに結婚する事にした。ところが医者と看護婦がトミーが麻疹にかかっているといって寝かせてしまった。ペトロヴィッチは王博士が米国代表に好意を持っているのを知って、衛生局へ行き、トミーを隔離するよう話したところ衛生局は、ペトロヴィッチだけを外に残してホテル全部を交通遮断してしまった。一方クェイル教授はオートジャイロで世界一周旅行をしていたが、蕪湖をカンサス・シティと間違え各国の代表が滞在しているこの国際ホテルの屋上庭園へ着陸した。王博士は彼を米国代表と思い込み、ペギーもまたそう思った。クェイルは偶然ペギーの部屋へ入り込んでお互いに相手の存在を知らずに一対のベッドへもぐり込んだ。この様を全部向いから見ていたペトロヴィッチは怒り心頭に発し、クェイルもペギーも片っ端から殺してしまおうと決心した。「レディオスコープ」はトミーの不参加のまま実験されたが、トミーは部屋を抜け出して王博士に買収を申し入れたところ博士は承諾した。このことを知ったペトロヴィッチは先を越された無念さのあまりトミーとペギーを奪ったクェイル教授を襲わんとしたが、教授はペギーを連れて豆自動車でホテル内を暴れ回り、キャーロルと仲直りしたトミーを助けて、屋上よりオートジャイロで空中高く舞い上がり、ペトロヴィッチの毒手を脱したのであった。

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作品データ

原題
International House
製作年
1933年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社
初公開日
1933年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社