キシュ島の物語/ドア:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
キシュ島の物語/ドア
キシュ島の物語/ドア
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キシュ島の物語/ドア

2001年8月4日公開、72分
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イラン映画界を背負う3大監督モフセン・マフマルバフ、アボルファズル・ジャリリ、日本初登場のナセール・タグヴァイが紡ぐ3話からなるオムニバス。ペルシャ湾に浮かぶキシュ島を舞台に、従来のイラン映画のイメージを覆うファンタジックな作品。

ストーリー

広い砂漠をドアだけが動いてゆく。そこへ手紙を届けに郵便配達がやってくる。突然ドアは止まり、老人が顔を出す。手紙は老人の娘に恋をした、若者からのプロポーズ。しかし、老人はその手紙を破り捨ててしまう。ドアをかついで歩き出す老人。その後ろを、嫌がる黒い仔ヤギを連れた娘がついてゆく。次に楽団が訪ねてくる。「結婚式か葬式をやっているところを知らないか」。老人は答える。「誰が死んで誰が生きているかなんて知らない」。海岸にやってきて、波打ち際にたたずむ老人と娘と黒い仔ヤギ。そこへ息子からの手紙を届けに、郵便配達がやってくる。しかし、老人は受け取らない。しばらくすると男が船にやってくる。老人は全財産であるドアをその男に売ろうとするが、男はドアを気に入らず去って行ってしまう。

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作品データ

原題
Les Contes De Kish(La Potre)
製作年
1999年
製作国
イラン
配給
ビターズ・エンド
初公開日
2001年8月4日
上映時間
72分
製作会社
キシュ・プロダクション


[c]キネマ旬報社