ダスト|MOVIE WALKER PRESS
MENU

ダスト

2002年7月13日公開,124分
PG-12
  • 上映館を探す

評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

「ビフォア・ザ・レイン」の気鋭ミルチョ・マンチェフスキーが放つ野心作。激動の欧州を訪れた米国人兄弟の物語が、100年の時を超えて現代に語り継がれていく壮大なドラマだ。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

現代のNY。強盗犯の青年が、盗みに入ったアパートで老婆に銃をつきつけられる。彼女は自分が話す物語を聞くよう、男に強要。それは20世紀初頭、ひとりの女性を巡り激しく対立する2人の兄弟の物語だった。

作品データ

原題
Dust to Dust,Ash to Ash
映倫区分
PG-12
製作年
2001年
製作国
イギリス ドイツ イタリア マケドニア
配給
松竹
上映時間
124分

[c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    5.0
    2020/7/6

    それは西部開拓時代にさかのぼる

    ルークとイライジャの無法者兄弟がいた。

    ひとりの女性をめぐる恋の争い

    それから逃げるようにルークは激動のバルカン半島にわたる。

    と、、、、そこで老婆が発作を起こして倒れてしまう。

    エッジは逃げようとするが気が咎めて病院へ担ぎ込む

    老婆は意識を取り戻し再び語り継ぐ

    エッジは金貨をため込んでいるという老婆から隠し場所を知りたくてしぶしぶその物語を聞くことに、、、。

    バルカン半島はトルコの圧政で悲惨を極めていた。

    そこでルークは革命家を狙う賞金稼ぎになる

    先住民の女性ネダとの交流

    エッジはしばしば老婆を見まいその都度語られる物語に魅了されてゆく

    ネダの村は革命家に協力したとしてトルコ軍に焼き払われてしまう

    ルークは軍資金の金貨を託されるが倒れてしまう、、、、、、、、



    そこで、、老婆の命が尽きる

    もの語りがこと切れてしまったのだ、

    でも?この老婆が語るお話は果たして本当なのだろうか?

    それとも荒唐無稽な作り話しなのだろうか?

    アンジェラの語るこのお話あえて言えばもうめちゃくちゃでつじつまが合わないのです。



    そのご、、エッジはアンジェラの遺灰を持って飛行機で旅立つ

    そして隣の女性にこの物語の続き?をじぶんなりに?語りだすのだ。



    物語を途切れさせてはいけない。

    その切なる思いから、、、、、。



    この映画いったい何を訴えているのだろうか?

    それは

    「物語は語り継がれなければならない」

    ということではないでしょうか?



    たとえうそ?でも

    盛られていても

    それが物語の命なのですから

    物語の本質に迫ったこの映画

    だが商業ベースには乗らないでしょうね?



    アンジェラのこの物語は

    うそか本当か知らないが

    だって100年前のバルカン半島ですよ

    確かめようなんてできないんですから。

    でもこうして

    エッジに引き継がれたのです。

    エッジは自分なりに「その後」を物語り

    結末もエッジなりにつけるのです。

    まさにこれって虚構ですよね?



    アンジェラは途中で死んでしまい

    この結末がほんとかどうか

    エッジの「フィクション」でしかないのですから。



    でもいいですか

    そもそも物語が事実かどうかなんてどうでもいいんですよ



    その物語はなにを伝えたかったのか

    何を後世に残したかったのか

    何が大切なことだったのか

    それなのです



    事実ではないのです



    事実以上の何かが物語にはあるのだという

    そしてそれは語り継がれなければならないという

    そういう物語の本質に迫った映画だったのです。

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告