笑(わらい)の大学のレビュー・感想・ネタバレ・評価|MOVIE WALKER PRESS
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笑(わらい)の大学のレビュー・感想・ネタバレ・評価

2004年10月30日公開,121分

ユーザーレビュー

3.8
  • rikoriko2255

    たけ

    5.0
    2007/10/13

    三谷幸喜脚本の喜劇。泣ける。

    劇団の脚本家(稲垣吾郎)と冷血な検閲官(役所広司)の1週間の闘いを面白く描いている。
    時代は戦時中、言語統制がしかれている。
    検閲官は脚本家に無理難題を押し付けてくるが、日に日にその脚本は面白さを増して来る。

    氷のような検閲官の心が、笑いの喜びを知ることにより、やわらぎ、温かくなっていくその姿に感銘をうける。
    また、厳しい規制のもとでの喜劇作家(脚本家)がいかに闘い抜くか、その辺りもみどころ。

    脚本家は、「喜劇作家には、喜劇作家の闘い方がある」と言っていた。それは、力に訴えることでも、こんな不自由な世の中はいやだと訴えることでもない。厳しい規制の下で、もっと面白い脚本を書くことで闘うというやり方であった。

    絶望的な状況に陥った時にも、自分に与えられた条件の下で、できるだけのことをすればいい。ただ不平不満を述べるだけとか、やけになり投げ出すよりも、自分がなにをすべきなのか、考え、それに基づいて行動すればいい。脚本家を通して、この映画が伝えたかったのはそんなことではないか。

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    ネタバレあり
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