極楽トンボ三人連:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
極楽トンボ三人連
極楽トンボ三人連
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極楽トンボ三人連

1926年公開
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E・フィリップス・オッペンハイム作の小説に基づいてマリアン・コンスタンス・ブラックトンが台本を執筆し、「奔流天に騰る」「曲馬団の闘将」等と同じくJ・スチュアート・ブラックトンが監督したもので、主役は「ウインダミア夫人の扇」「三人の女」等出演のメイ・マカヴォイと「放埒新療法」「男は度胸」等出演のウィラード・ルイス及び「バット」「断髪恥ずかし」等出演のルイズ・ファゼンダで「奔流天に騰る」出演のガードナー・ジェームズ、ジェーン・ウィントン、ホームズ・ハーバート、デウイツット・ジェニングズ、ヴェラ・ルイス及びノラ・セシルが助演している。

ストーリー

従兄妹同志であるロジナ・ヴオネエとフィリップ・ガースとマシユウ・ガーナーとは後見人のベンジャミン・ストーンの頑迷な偏見に反抗して夫れ夫れの目的に励進すべく都ロンドンに赴いた。ロジナは舞台に憧れ、フィリップは詩人志望で、マシユウは財界の巨額たらんとの夢想を描いていた。ロンドンでは彼等は生活の脅威に直面して真剣になった。フィリップは出版屋が彼の詩集を引き受けてくれないので自暴自棄となって酒に親しんだがロジナは失敗しても落胆せずフィリップを励ました。マシユウは二人と別れて着々と其の道に進んだ。ロジナは生活の為に貴歌劇団に入った。作家のダグラス・アーウエンはロジナを恋し求婚したが彼女は拒絶した。その夜ダグラスは三人の従兄妹達を招待した。酔っ払って嫉妬に苦しめられたフィリップが帰ってしまったでダグラスはロジナを送り届けたが頑固な下宿の主婦はロジナを不道徳な女と言って入れてくれなかった。ダグラスは伯母の家にロジナを宿泊させたがフィリップはそれを憤った。一方マシユウは金持ちの募婦と結婚して金回りが良くなったのと、性来の冷血とで後見人だったストーンを破産させた揚げ句、夜警にしてやった。元来ロジナにほれていたマシユウは衣装店主マチルド夫人にロジナを雇わせ、更にパリーへ出張させた。ロジナはパリーでマチルドにはぐれて困っているとマシユウが来合わせてホテルに案内した。そして彼女が寝ようとする所にマシユウは侵入して暴行せんとしたがマチルドが突然姿を現したのでロジナは無事なるを得た。その後からマシユウの妻が来たりして彼は正気に返つたが翌日になると株式の変動で無一文となり、位置転倒したストーンから夜警にならぬかと言われて閉口した。フィリップは出版社と契約ができたのでロジナと結婚することが出来た。

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作品データ

原題
The Passionate Quest
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
東西映画社
初公開日
1926年
製作会社
ウォーナー・ブラザース映画


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