サーカスの世界:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
サーカスの世界
サーカスの世界
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サーカスの世界

1964年12月19日公開
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「ローマ帝国の滅亡」のフィリップ・ヨーダンと「北京の55日」のニコラス・レイの共同オリジナル・ストーリーを、ベン・ヘクト、ジュリアン・ヘルヴィ、ジェームズ・エドワード・グラントらが共同で脚色、「西部開拓史」のヘンリー・ハサウェイが演出したサーカスドラマ。撮影は「北京の55日」のジャック・ヒルドヤード、音楽は「ローマ帝国の滅亡」のディミトリ・ティオムキンが担当した。出演は「マクリントック」のジョン・ウェイン、「ブーベの恋人」のクラウディア・カルディナーレ、「コルドラへの道」のリタ・ヘイワース、TV「ララミー牧場」のジョン・スミス、「スーザンの恋」のロイド・ノーラン、「オーシャンと十一人の仲間」のリチャード・コンテ、ほかに猛獣調教師のアアンリ・ダンテスや有名サーカス団の協力がある。製作は「ローマ帝国の滅亡」のサミュエル・ブロンストン。

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ストーリー

19世紀のサーカス黄金時代。マット(ジョン・ウェイン)はアメリカ最大のサーカス団を持っている。14年前、仲間のアルフレッドが墜死したが、それは空中曲芸をやる妻のリリー(リタ・ヘイワース)がある男との仲を悩んで心が動揺したためだったという噂があった。リリーは娘のトニ(クラウディア・カルディナーレ)をマットに託し姿を消した。今はトニも成長し、一座のスティーヴ(ジョン・スミス)と恋を語るほどだった。マットはヨーロッパ巡業に旅立った。リリーを探すのも目的の1つだった。ところが、船旅を終えたある港で大事故が起こり、船は転覆、マット一座はほとんどを失った。マットはヨーロッパでの再起を決意、3流サーサスでウェスタン・ショウをやることにした。パリの興行では大成功を収め、マットは芸人のスカウトをはじめた。ベルリンのあるサーカスでアルフレッドの弟アルドと会い、仲間にもどした。彼の助言で、マットはついにリリーを見つけ、トニへの告白をするようすすめた。だがリリーは名前をかえ、1人の芸人としてサーカスにかえって来た。トニはもちろん気づかない。サーカスは大きくなった。あるドレスリハーサルの朝、何者かの細工で、トニは自分の母のことを知らされ、怒って出て行った。そのとき、どうしたわけか天幕が燃えだした。延焼を防ぐため、天幕を切り離さなければならない。リリーは炎にのまれながら類焼を防ぎ、いつのまにか帰って来たトニも一生懸命に消火につとめた。大部分が焼け、リリーの火傷の手当てに精をだすトニに、憎しみは見られなかった。大天幕とともに燃えてしまったのだった。その夜のうちにサーカスは幕をあけ、リリーとトニの演技は華やかに展開していった。

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作品データ

原題
Circus World
製作年
1964年
製作国
アメリカ
配給
コロムビア
初公開日
1964年12月19日
製作会社
サミュエル・ブロンストン・プロダクション映画


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