最後の駐屯兵:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
最後の駐屯兵
最後の駐屯兵
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最後の駐屯兵

1935年公開、戦争
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「盲目の飛行士」「三日姫君」のケーリー・グラント、「情熱なき犯罪」「幻の合唱」のクロード・レインズ、「血と悪魔」「銀鼠流線型」のガートルード・マイケルが共演する映画で、F・ブリテン・オースチンの原作を「盲目の飛行士」のフランク・バートスと「ソプラノ奥様」のチャールズ・ブラッケットが共同して潤色し、「肉弾鬼中隊(1934)」の原作者フィリップ・マクドナルドが脚色し、「ロッキーの怪人」のチャールズ・バートンと復帰したルイ・ガスニエが共同監督し、「生命の雑踏」のテオドル・スパークールが撮影した。なお台詞監督には復帰したマックス・マーシンがヘンリー・C・ポーターと協力して当たった。助演者は「ベンガルの槍騎兵」のキャスリーン・バーク、「帰らぬ船出」のコリン・タップリー、ジェームズン・トーマス、ビリー・ビーヴァン等である。

ストーリー

欧州大戦当時、ドイツ軍は西部船隊の戦局の行き詰まり打開の為、大英帝国の心臓インドにその毒手を延ばしていた。英国将校マイケル・アンドリュウスはドイツ軍に組しているクルト族に捕らわれ殺され様とした時、クルト族の幕下の一将校に救われた。彼は名を明かさずマイケルと行動を共にし、親英派のバルカリ族を安全な地へ移住させ、その中にいたクルト族のスパイを発見して殺した。彼は英国情報部の士官スティヴンスンでバルカリ族にクルト族の計画を知らせる任務を持っていた。その後マイケルは足を挫き病院に入ったが、そこで美貌の看護婦ローズマリイを見初めた。マイケルは傷が癒えた時彼女と固く結婚の約束をして再び奥地へ派遣されて出発した。ある日突如スティヴンスンが3年振りにローズマリイの許へ帰ってきた。彼はローズマリイの夫だった。夫は死んだとのみ思っていた彼女は失神するほど驚いたが、マイケルを愛している今、彼と結婚させてくれと懇願した。しかしスティヴンスンは怒って妻を奪ったマイケルに復讐せんとマイケルの後を追った。スティヴンスンがマイケルの城砦に来たり、彼女が自分の妻であると告げた時、マイケルは非常に驚いた。彼は命の恩人に弓を引く事になった立場を嘆き弁解しようとした時、突如襲撃を受けた。マイケルは全軍を叱咤して奮戦したがついに城砦はマイケルとスティヴンスンを残して全滅した。2人は埃及スーダンの情報本部と連絡を取らねばならなかったのでひそかに城砦を抜け、原住民軍の逆襲を避けスーダンへ急いだ。しかしスティヴンスンはマイケルに対する復讐を忘れてはいなかったが、砂漠で再び原住民軍の猛襲をうけた時、彼は私怨を忘れ、大軍を一手に引き受けるマイケルを後に連絡の為目的地へ急いだ。が途中原住民軍の銃火に倒れた。やがて援兵が来て原住民軍は撃追されたが傷つけるスティヴンスンはローズマリイの幸福をマイケルに願いながら、武道輝く戦死を遂げた。

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作品データ

原題
The Last Outpost
製作年
1935年
製作国
アメリカ
初公開日
1935年
製作会社
パラマウント映画
ジャンル
戦争


[c]キネマ旬報社