サランドラ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
サランドラ
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サランドラ

1984年8月25日公開、90分、ホラー
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カリフォルニアの砂漠地帯を舞台に、退職警官一家と食人一家の闘争を描く。シトヘスの恐怖映画祭でグランプリを受賞している。製作はピーター・ロック。監督・脚本・編集は恐怖映画専門のウェス・クレイヴン。撮影はエリック・サーリネン、音楽はドン・ピークが担当。出演はスーザン・レイニア、ロバート・ヒューストン、ヴァージニア・ヴィンセント、ディー・ウォーレス、ジェームズ・ウィットワース、コーディ・クラークなど。「サランドラ」とはギリシャ神話の化物とのことだが、映画の内容とはまるで関係ない。日本版字幕は清水俊ニ。イーストマンカラー、ビスタサイズ。1977年作品。特集『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018』にてデジタルリマスター版を上映(配給:是空)。

ストーリー

クリーヴランドの警察を退職したボブ・カーターは、トレーラーに家族を乗せてカリフォルニアにやって来た。人里離れた給油所で給油をし、近くにある銀鉱のことを聞くと、給油所のフレッド爺さんは、「もう銀は採れない、ハイウェイにもどりなさい」と強く勧める。だが、頑固で人の言うことを聞かぬボブは、銀鉱を探して砂漠をつっぱしり、あげくに車軸を折って立ち往生をしてしまう。ボブは給油所までもどり、妻エセル(ヴァージニア・ヴィンセント)、娘のブレンダ(スーザン・レイニア)とリン(ディー・ウォーレス)、息子のボビー(ロバート・ヒューストン)はトレーラーに残り、リンの夫ダグは前方へ行ってみることにした。給油所でフレッド爺さんが「息子のジュピターが幼い頃から狂暴で実妹を殺したので、思い余って斧で殺そうとしたのだが…」とうちあけ話をしている際中にジュピター(ジェームズ・ウィットワース)に襲われて殺される。ジュピターは売春婦(コーディ・クラーク)と一緒になり、息子3人プルート、マース、マーキュリー、娘ルビーをもうけていた。ダグはトレーラーにもどってきたが、ボブはジュピターにとらえられ、火あぶりにされてしまう。悲鳴を聞いてカーター一家が駆けつけ、焼け焦げたボブの顔を見て、エセルの神経がおかしくなる。トレーラーにプルートとマースが侵入し、エセルに重傷を負わし、リンを射殺し、リンとダグの間の赤ん坊ケイティをさらって逃げていった。ジュピターはケイティを夕食に食べようという。マーキュリーがカーター一家の愛犬ビーストによって殺され、怒ったジュピターはプルートを連れてトレーラーに復讐にやってくる。途中でプルートがビーストにやられ、ジュピターはボビーとブレンダの罠にひっかかり、ついに死亡する。一方、ダグは娘救出にジュピター一家の住む岩山に向かっていた。普通の生き方をしたいと考えていたルビーが、ケイティを手に逃げ出して来た。後を追うマース。ダグとマースは格闘し、ルビーが毒蛇をマースの首に押しつけ、マースが弱ったところをダグが刺殺する。

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作品データ

原題
The Hills Have Eyes
製作年
1977年
製作国
アメリカ
配給
東宝東和
初公開日
1984年8月25日
上映時間
90分
製作会社
ブラッド・リレーションズ・カンパニー・プロ作品
ジャンル
ホラー


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