アーウィン・シュロット
フィガロ
英国のオペラをデジタルシネマ化する“UKオペラ＠シネマ”シリーズ。2006年ロイヤル・オペラ・ハウス公演を収録。結婚を控えた男女を巡る騒動を描いたモーツァルトの代表作を、1830年の革命直後のフランスの宮廷に舞台を移した演出で上演。出演は、アーウィン・シュロット、ミア・パーション、ジェラルド・フィンリー。
ストーリー
フィガロ（アーウィン・シュロット）とスザンナ（ミア・パーション）は結婚を控えていた。しかし、彼らの雇い主アルマヴィーヴァ伯爵（ジェラルド・フィンリー）は、スザンナを我がものにしようと企む。そんな伯爵の妻ロジーナ（ドロテーア・レシュマン）は日々、夫が自分に目を向けてくれないことを嘆いていた。しかし伯爵は、ロジーナが小姓のケルビーノ（リナート・シャハム）と浮気しているのではないかと疑っていた。バルトロ（ジョナサン・ヴェイラ）は、かつて好きだったロジーナを、フィガロが伯爵に嫁がせたことを根に持っていた。そこでフィガロとスザンナの結婚を妨害するため、フィガロに好意を持つマルチェリーナ（グラシエラ・アラヤ）と結婚させようとする。ところがそこで、マルチェリーナとバルトロがフィガロの実の両親だったことが判明する。フィガロとスザンナの結婚式の夜、伯爵はまだスザンナを諦めていなかった。そのとき、スザンナから逢瀬の手紙を受け取る。伯爵が指定の場所にくると、フィガロとロジーナの密会を目撃し激昂する。しかしそれは、スザンナがロジーナに変装していたのだった。そしてスザンナの服を着たロジーナが、許しを請いに現れる。すべてを悟った伯爵は、自分の非をロジーナに詫びる
キャスト
ミア・パーション
スザンナ
ジョナサン・ヴェイラ
バルトロ
グラシエラ・アラヤ
マルチェリーナ
リナート・シャハム
ケルビーノ
ジェラルド・フィンリー
アルマヴィーヴァ伯爵
フィリップ・ラングリッジ
ドン・バジーリオ
ドロテーア・レシュマン
伯爵夫人ロジーナ
ジェレミー・ホワイト
アントーニオ
フランシス・エガートン
ドン・クルツィオ
アナ・ジェイムズ
バルバリーナ
スタッフ
指揮
アントニオ・パッパーノ
合唱指揮
レナート・バルサドンナ
演出
デイヴィッド・マクヴィカー
衣装デザイン
ターニャ・マッカリン
照明
ポール・コンスタブル
合唱
ロイヤル・オペラ合唱団
音楽演奏
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
装置
リア・ハウスマン
台本
ロレンツォ・ダ・ポンテ
コンサートマスター
セルゲイ・レヴィティン
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Le Nozze Di Figaro, Opera Buffa in Four Acts
- 製作年
- 2006年
- 製作国
- イギリス
- 配給
- ソニー
- 初公開日
- 2008年12月20日
- 上映時間
- 185分
- ジャンル
- アート
[c]キネマ旬報社
