グラン・トリノ|MOVIE WALKER PRESS
MENU

グラン・トリノ

2009年4月25日公開,117分
  • 上映館を探す

動画配信

評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

クリント・イーストウッドの「ミリオンダラー・ベイビー」以来となる監督&主演作。近隣の人々との交流を頑なに拒んでいた元軍人の男とアジア系移民の家族との交流を描く。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

元軍人のウォルトは近所に住むアジア系やラテン系の移民との交流を拒んでいた。だがある晩、愛車が盗まれそうになる事件が起き、実行犯の少年タオを諭すことに。その一件以来、彼はタオの家族と心を通わすようになる。

作品データ

原題
Gran Torino
製作年
2008年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザース映画
上映時間
117分

[c]2009 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    みるみる

    4.0
    2021/6/12

    良かった、と言っていいのか。朝鮮戦争のトラウマ、モン族の迫害、人種差別、擦れ違いながらも繋がる家族と交わる隣人。そして心をえぐられる様なラストの男としての生き様。頑固で不器用な元軍人がイーストウッドにピッタリはまる。
    「生と死」のメッセージは生半可ではないけど重々しさ一辺倒ではないストーリー。イーストウッド監督、大好きです。

    違反報告
  • rikoriko2255

    レインボーパパ

    5.0
    2009/5/24

     人は誰でも程度の差こそあれ、偏見とか差別意識とかをもっているもの。でも、普通はそれを表に出すことはない。それが社会性というものだろうから。
     でもウォルトはそれを隠さない。偏屈だからや根っからの白人至上の差別主義者でもなく、過去の行いに起因しているようだ。

     そんな彼が、ひょんなことから隣人と、しかも彼にとっては古き良きアメリカを破壊した元凶ともいえる移民の隣人と心を通わせていく。
     おべっかや腫れ物に触るように接する実の子どもよりも、率直な言動に惹かれたのかもしれない。

     その隣人にちょっかいを出すギャング達。ウォルトが良かれと手を出したことが最悪の事態を引き起こしてしまう。
     ギャング達がいる限り隣人の平安はありえない。
     もしハリー・キャラハンだったら、マグナム44を手に味とに乗り込んでいくのだろう。でも彼は違う決着の付け方をした。人のためにわが身を捧げる。
     もしかしたら、無骨者の彼としては、病で弱った自分を隣人や子どもたちに見せたくなかったのかもしれない。過去の罪滅ぼしだったのかもしれない。

     硫黄島からの手紙といい、グラン・トリノといい、クリント・イーストウッドには日本人の血が流れているのか、前世が日本人だったのか、日本人の琴線に触れる映画を撮ってくれる。

    違反報告
  • rikoriko2255

    tom

    5.0
    2009/5/22

    素晴らしい作品でした。
    どのイーストウッド作品でも表現されている
    「人間の尊厳、生と死について」を
    じわっと身に染みるように感じさせてくれます。
    偏屈で頑固な老人は、あまり人を自分の近くに寄せつけず
    極端な人種差別発言をしていたのですが
    これは、朝鮮戦争での出来事によって
    自分に殻を作り自らをさげすむような気持ちになり
    その裏返しによってわざとそうしていたように思えます。
    でもウォルトは人間としてどのように生きていけばいいのかを
    息子達に教えられなかった分
    タオに教えることができたことにより
    自分の気持ちも開放していくことが出来たんでしょう。
    ウォルトの最後の始末のつけ方で
    自分の全てを開放することもできたのかなって
    何故か悲しいけど拍手を送りたく思いました。




    違反報告
  • rikoriko2255

    seapoint

    4.0
    2009/5/15

    多国籍アメリカでも白人、黒人、アジア人などなど分類される、それが現実。付き合ってみて人種の代表ではないが、この国の人間は…というイメージが付くのは大いにある。ウォルトも頑固なじじいと感じるがタオの食事会に呼ばれた時は戸惑いつつも皆との触れ合いを楽しんでいた。人種ではない、人と人、どう接するかが極めて重要な問題なのだ。まさか、命を張ってまで!ウォルトは誇り高き人間なのだ。価値ある人間の内面は人を痺れさせる。

    違反報告
  • rikoriko2255

    keicyacom

    4.0
    2009/5/6

    堅物の主人公に共感できました。今時古いといわれても、自分を押し通してしまう頑固さ、自分の子供や孫は思い通りにならなかったのに、自分のかかわったことには決着をつける、その信念をイーストウッドが演じて、すばらしい。

    映画の中では、また、ちょっとふけた感じだけど、監督業と共にまだまだ俳優業も続けてほしいと思いました。

    違反報告
  • rikoriko2255

    たれ

    4.0
    2009/5/1

    「ミスティック リバー」、「ミリオンダラー ベイビー」が大好きで、観にいってきましたが、ほぼ期待どおりでした。

    ほのぼの、緊張、笑いあり、涙あり。

    クリント・イーストウッドの「頑固じじぃ」は、素晴らしくマッチしていました。

    ご年配の方が多く観に来られていたのが印象的ですが、是非若い世代の方々にも観てもらって、「復讐」ではなく「守る」ということを学んでほしいなと思いました。

    違反報告
  • rikoriko2255

    nakatadairake

    5.0
    2009/4/26

    エエなあ、エエなあ、カッコええなあ、クリント・イーストウッド。
    なんか知らん間に大監督に祀り上げられて、このところずっと緊張が勝った作品ばっかり撮ってたけども、ぼくが本当に観たかったのはこういう映画だ!
    のっけからイーストウッド節炸裂しまくりで(『ハートブレイク・リッジ』のハイウェイ軍曹を想い出します)、気持ちのいい事この上なし。久しぶりに大いに笑わせてもらいました。こういう会話の妙が最近の作品にはあんまり見当らなかったのでホンマうれしいなぁ。
    まわりの人々とのやりとりがいちいち面白く(散髪屋のイタ公、大好き!)、それまで相手にしていなかった神父ををファーザーと呼び、ミスター・コワルスキーではなくウォルトでいいと言うところなんかも痺れます。
    死装束を誂えに行く時点で、結果は充分に予想できるんだけど、そんなとこも逆にうまいなぁと感じさせる演出ですね。
    うん、もう一回観にいこう!

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告
  • rikoriko2255

    toku69

    5.0
    2009/4/21

    試写会にて

    正直、イーストウッド作品は、殆ど観ないのですが、
    ストーリーに興味があって鑑賞。

    頑固一徹という言葉のままのウォルトと隣人の移民少年・タオとのヒューマン・ストーリーなんですが、観て正解。
    固いイーストウッド作品かと思うと、所々クスクス笑えるシーンがあって、そこが個人的には意外で好感持てました。

    「目には目を」的なラストに向かっていくのですが、
    不思議と「爽やか」という感じすらしました。

    タオのために何が出来るか、
    どうでもいいと思っていた「最期」に、意味を見つけていくウォルト。
    そして、自分には何も出来ないと、投げやりに生きているタオ。

    グラン・トリノで結ばれた、二人の「生と死」の行方に、
    きっと胸が熱くなると思います。

    通常料金で観ても納得出来る素敵な作品です。

    違反報告
  • rikoriko2255

    わたぼう

    4.0
    2009/4/14

    自分の思い込みだったようです。

    頑固で不器用な主人公。
    テーマも色々。
    気が重くなりそうで観に行きたくない。。
    そんな気がしてきませんか?
    でも、主人公の色んな面を見てイメージが変わってきます。
    そして、なかなか愛すべき主人公だと思った頃にラストシーンがやってきます。
    衝撃的?
    ストーリーを読んだら想像つくでしょ!
    なんて言いません。
    貴方の想像。
    多分あってるようで微妙に間違ってます。
    虚を突かれたような気がしました。
    観て、考えてみて下さい。

    違反報告
  • rikoriko2255

    ミチさん

    4.0
    2009/4/10

    観終わると『荒野の用心棒』だった!
    鶴田浩二や高倉健を彷彿とさせる殴り込み。男の美学を感じますが・・・。
    現代アメリカの病理を描く!アジア系、アフリカ系、イタリア系、インド系、そしてご当人はポーランド系(らしい)。皆が自分の身内で身辺を固めて汲々として生きている様子が分かります。なかなか溶け合わない民族。
    それなのに隣同士が結構くっついて住んでいて、イライラは募る。そしてご当人は朝鮮戦争のトラウマに悩み・・・。
    現在、アメリカでは、ベトナム戦争、イラク戦争の後遺症で悩む人たちがたくさんいるはずです。今後どうなって行くのでしょうか。心配です。

    違反報告
  • rikoriko2255

    4.0
    2009/4/10

    この映画の見所は、ラストの衝撃ですね。

    ただ隣人と言うだけの、それで居て暖かく信頼に足る彼らの為に老人がしたこと。

    非情な元軍人として、死の重さを知っている。
    自分のしたことを受け入れ、心に刻んで生きているからこそ、正しく生きようとしている若者に彼が託した勲章の重さ。

    それは、人を殺して得た事を恥じていた彼が、そうしない道を選んだ事への勲章。
    この先姉弟に襲い掛かってくる悲しみや、苦しみを、受け止め、乗り越えて行けるように、勇気とエールを送り、安易な道を選ばない事に対する勲章。

    彼の作品は、いつもスッキリしないですよね。
    残酷で、問題を心に投げかける。

    今作も、スッキリするわけじゃない。
    でも、決して、鑑賞後の後味が悪い訳では無いです。


    家のブラザーズも、あんな大人に巡り会えたら良いなぁ・・

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告
  • rikoriko2255

    barney

    4.0
    2009/4/6

    グラン・トリノってなんだろうと思ったら、車の名前だったんですね。
    頑固で孤独な老人ウォルトが、愛車グラン・トリノを盗みに入った隣家のアジア系移民と触れ合う内に少しずつ心を開いて行くというお話。

    ウォルトは頑固で人と接するのが苦手で..........まるでアルプスの少女ハイジのおじいさんのようでした。
    タオのおばあちゃんが英語がしゃべれないから、母国語で文句タラタラ言ってるんですが、あからさまに嫌ってるんだって感じで笑えました。
    タオの姉スーがウォルトをBBQパーティーに誘ったときも、人嫌いみたいなウォルトがよく違う民族の中にすんなり入って行けたと.......。
    初めは戸惑うものの、遠くの息子より近くの他人って感じで、居心地よくなってくところなど大いに笑えましたね。
    この映画って笑える映画だった!?って感じで.............。

    ウォルトがタオを男らしくさせようといろいろ面倒をみるところは、男同士って感じでよかったです。
    スーは太りすぎって感じもしましたが、ウォルトと正面から向き合おうとする行動で、ちょっと魅力的に見えました。

    はじめは面白おかしく心地よく続いた物語ですが、ある事件を機に急転!!
    最後は涙が~~~~~~ぁ。でも人間味あふれるよい作品でした。

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告