光る:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
光る
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光る

2009年5月23日公開、97分
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女子プロレス界で奮闘する主人公やそれを支える人々を通して、生きている証明を掴もうともがく人間の美しさを描くヒューマンドラマ。脚本・監督の旭井寧(脚本家名は、室田憲昭)は、本作を通して私たちに伝えようとしている事は「光り続けような!」、という言葉である。それは、たとえ今、どんなに苦しく辛い状況に立たされていたとしても、夢と目標を手放さず生きていこうという想いが込められている。主演は現役プロレスラーでトップスターの一人である浜田文子。

ストーリー

現在、人気も実力も日本の女子プロレス界ではNo.1と言われているAYA。しかし、彼女自身は、自分がやりたい事とやりたくない事が思い通りにならず、所属していた団体を辞めてしまう。そしてたった一人で自分の夢を掴もうと歩き出す。一方、AYAを慕う後輩レラー、麻子(まこ)も、団体の社長から納得出来ない事を命じられ、団体を辞めてしまう。もっとも、麻子の場合は、自分の信念に基づき自分ひとりの力で道を切り開こうとするAYAとは正反対で、頑張ってはいるがいつも他力本願。彼氏との恋愛に悩んだり、父・一徹との確執に苛立ったり、妹・りりの面倒を見たりと、どこか、仕事のプロレスにも身が入っていなかった。そんなある日、駅伝の代表選手に選ばれていた妹・りりが、骨肉腫になり倒れてしまう。それは、今までの麻子の生き方と考え方が崩れていく瞬間だった。一方、独り自分の目指すプロレスをしようともがくAYAも、今までと何一つ変わらない現状に悩み始める。そんな時、辞めた団体の社長の息子のリョウに出会う。社長の息子であるリョウを快く思っていなかったAYAであったが、リョウはAYAの事を誰よりも見守り続けてくれていて、誰よりもプロレスを愛している男だと知り、リョウを信じて共に自分の夢を実現させようと決心する。それは、AYAにとって初めて自分以外の人を信じる事であり、また自分ひとりでは光る事は出来ないと気付いたのだった。麻子もまた、足を切断しなければ生きていけないと医師に宣告されながらも逃避せず、一人で戦おうとするりりの姿に、自分も変わらなければいけないと再び立ち上がる。今度は自分を支え続けてくれている人たち、そして自分自身の為に…

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作品データ

製作年
2009年
製作国
日本
初公開日
2009年5月23日
上映時間
97分
製作会社
「光る」フィルムパートナーズ


[c]キネマ旬報社