芝居の世の中:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
芝居の世の中
芝居の世の中
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芝居の世の中

1926年公開
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「外交」に次いでマーシャル・ニーランが監督製作したものでニーラン自ら原作を執筆しベンジャミン・グレイザーが脚色した。主役は「子の心親知らず」「猫の寝巻」等出演のベティー・ブロンソンで、「猿飛カンター」「当たり狂言」等出演のローレンス・グレイ、「駄法螺大当たり」「桃色の曲者」等出演のフォード・スターリングを始め、ルイズ・ドレッサー、ヘンリー・ウオルソール、レイモンド・ヒッチコック、スチュアート・ホームズ等が共演するほか、エドワード・マーティンデル、フイロ・マツカロー、ジョスリン・リー等も助演している。

ストーリー

1908年にオレゴン州メドフォード町のグランド・オペラ座にナショナル・プレーヤースという旅役者の一行が掛っていた。この一行はポール・シングルトンとその妻のグレースとマイケル・プールとアーネスト・ライス等というつまらない役者の一団に過ぎなかった。ポール夫婦の間にはドリスという娘があったがポールは常に酒癖が悪く妻の苦労も一通りではなかった。ところがある時ポールはいつものくせのために遂に過って妻を殺し捕らえられて死刑の宣告を受けた。そのためにマイケル・プールが正式の親としてドリスを引き取りマイケルの仲間4人が後見人となった。1926年にはドリスも舞台に立つ程になった。その頃彼らの一行はサンフランシスコのアルカーザー劇場に出演することになった。当時サンフランシスコ屈指の富豪ポツター家の息子テッド・ポツターは小説家になろうとその材料を得るために家を出て自動車の運転手をして居たがある時ドリスを見初めて新聞記者ソープの計いで彼女と交際する様になった。これを知ったテツドの母親は夫や娘を引き連れてドリスを訪問することにした。そしてドリスの素性や性質等を内々調べて来ようと思った。大金持ちのポツター家の人々がわざわざ訪問するというのでドリスの5人の後見人たちは自分たちが相当身分や地位がある様に見せるために劇場から道具や衣装を持ち出した。商売柄この狂言はうまく運ばれ、ポツター家の人たちが無事に引き上げ様とした時無邪気で正直なドリスはテッドの母に今のはすべて狂言であることを告げたのでテッドの母は非常に怒った。剰へその時秘密探偵社からの報告はドリスの育い立ちに就いて香ばしからぬ事実を伝えたのでテッドの母はドリスを嫁にとることは出来ないと言って帰った。そして早速テッドを東京にある自分の会社に支店長として送ることにした。ドリスの後見人たちは彼女をテッドの乗った汽船に乗り込ましめ、ソープに2人が駆け落ちをした様に新聞に報道させたため、剛情なテッドの母も遂に我を折って2人の結婚を許容するに至った。

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作品データ

原題
Everybody's Acting
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社
初公開日
1926年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社