深夜の警鐘:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
深夜の警鐘
深夜の警鐘
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深夜の警鐘

1923年公開
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J・W・ハーキンス氏の原作をグレアム・ベイカー氏が脚色し「山猫ならし」等と同じくデイヴィッド・スミス氏が監督したもので、「山猫ならし」「熱沙に咲く花」等主演のアリス・カルホーン嬢、「冬来たりなば」「天界へ挑戦」等出演のバーシー・マリモント氏、ブロードウェイの『三銃士』「孔雀の羽根」等出演のカレン・ランディス氏等が共演し、ジョセフ・キルゴアー氏が助演している。

ストーリー

農園の主ティルウェル夫妻は一人娘が家出して自由結婚をしたので勘当した。娘の夫ソーントンは財産を残して変死した。遺言状には妻子に財産を譲るが若し妻子が死亡した場合は共同経営者カリングフォードに全財産を与えるというので遺言状の執行者をこのカリングヴォードに指定してあった。ところが彼が悪人で遺産を横領せんと企み寡婦が死んで子供が行方不明になった後極力子供の行方を捜した。ティルウェル老夫婦も同じく孫を捜し出して老後を楽しまんと毎年都に上がって心当たりを尋ねている中貧民集落で新聞売り子をしているスパークルという娘がそれと分かり喜んでいると、カリングフォードはスパークルを監禁してティルウェル老人に後見の権利を放棄させようと計り、この計略が破れるや自暴自棄になって火災の起きた家で娘を見殺しにせんとする。この処へかねてスパークルと懇意な消防隊の隊長ウェストモアーが火中に飛び込んで娘を助け出し、カリングフォードは娘の友人チェーサーのためにその家の高い処から突落とされて死んだ。

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作品データ

原題
The Midnight Alarm
製作年
1923年
製作国
アメリカ
初公開日
1923年
製作会社
ヴァイタグラフ映画


[c]キネマ旬報社