ジェーン・エア(1940):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ジェーン・エア(1940)
ジェーン・エア(1940)
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ジェーン・エア(1940)

1947年10月7日公開、99分
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シャーロット・ブロンテの名作小説の三度目の映画化である。脚本は現代英国文壇に勇躍する小説家オルダス・ハックスレイとロバート・スティーヴンスンおよびジョン・ハウズマンが協力して書いており「ノンストップニューヨーク」のロバート・スティーヴンソンが監督に当たり「追憶(1941)」のジョージ・バーンズが撮影を指揮した。主演は演劇映画、ラジオに活躍し「市民ケーン」を原作監督主演したオーソン・ウェルズと「断崖」「永遠の処女」のジョーン・フォンテーンで、「百万人の音楽」のマーガレット・オブライエン、「王国の鍵」のペギー・アン・ガーナーおよびエディス・バレッド「操のそよ風」のアグネス・ムアヘッド、新人ジョン・サットン「椿姫(1937)」のヘンリー・ダニエルなどが助演。

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ストーリー

孤児のジェーン・エアは無情な伯母に追われ、ローウッドの慈善女学院に入れられ、狂信者の院長ブロックルハーストの冷酷な教べんを受けた。彼女の慰めは学友ヘレンとの交友と、校医リヴァスの温情だけであった。喜びなき学窓生活十年は、しかしジェーンに女教師の資格を得させ、ソーンフィールド邸に家庭教師として赴任した。彼女の教え子はアデールという七歳のフランス娘であった。この家の主人エドワード・ロチェスターがある日突然帰って来た。そしてアデールは彼の子かも知れぬというのだった。彼がパリで恋に落ちた踊り子が、新しい愛人と逃げた時、彼の子だといって置き去りにした子なのだ。ある夜、物音と笑い声に目覚めたジェーンは、エドワードの寝室が火事になっているのを発見し、彼の命を救った。しかし彼は翌朝、風のごとく邸を去った。数カ月後、大勢の客をつれて帰館したエドワードは宴会を催したが客の一人ブランチ・イングラムと婚約をするかも知れぬと聞くと、ジェーンは嫉妬に似た感情に苦しめられた。しかしエドワードはジェーンを愛するようになっていて、ブランチを追い帰した。エドワードは愛を告白しジェーンと結婚することになった。ところが結婚の日、メイスンという男が現れ、結婚を止めた。エドワードには妻があるのだというのだ。彼はジェーンを塔の一室に伴った。そこには気の触れたエドワードの妻がいた。ジェーンは去ってロンドンに赴き、少女時代を送った伯母の家を訪ねると、伯母は病床に伏して半狂乱となっていた。ある夜、嵐の音に彼女を呼ぶエドワードの声を聞く思いがしたので、ジェーンはソーンフィールド邸へ駆けつけた。邸宅は焼け、家政婦から、かの狂妻が放火して自ら焼死してしまい、それを救おうとしたエドワードは火で失明したという話を聞いた。彼と相対した時、二人はお互いが深く愛し合っていることを胸の奥まで激しく感じたのである。

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作品データ

原題
Jane Eyre
製作年
1940年
製作国
アメリカ
初公開日
1947年10月7日
上映時間
99分
製作会社
二十世紀フォックス映画


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