情熱の砂漠:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
情熱の砂漠
情熱の砂漠
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情熱の砂漠

1928年公開
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I・A・R・ワイリー女史のオリジナル・ストーリーを「降伏」「新人の天地輝く」等と同じくエドワード・スローマン氏が映画化したもので、改作ならびに撮影台本はチャールズ・ケニヨン氏の手になった。「君が為め命捧げん」等出演のノーマン・ケリー氏、「痛ましの親心」等のルイス・ストーン氏、「ソレルとその子」のメアリー・ノーラン嬢、「名馬雷電」等のジューン・マーロウ嬢等が共演するほか、クロフォード・ケント氏も出演する。

ストーリー

モロッコに駐屯する外国人部隊の隊長デスタン大佐の幕下の兵卒にジョン・スミスという青年がいた。彼は3年前までは英国の軍隊の仕官で、その名も高いリチャード・ファーカーという好青年であったが、恋人の良人をかばうために罪を着て、軍隊を辞し、今は希望も光明も無く、半ば自棄の体を外国人部隊に投じているのであった。が、彼はここで恋人シルヴィアの良人アルノー大尉が外国人部隊付きになった事から、シルヴィアやアルノーと奇しき邂逅をした。シルヴィアの妹ガブリエルは以前からリチャードを愛しているのであったが、シルヴィアに溺れていたリチャードは彼の真情に気が付かなかった。淫婦のシルヴィアは様々な手管を使ってあくまでもリチャードを操ろうとしたが、デスタン大佐の鋭い眼は早くもこの間の事情を察知した。砂漠に暴動が起こった時、リチャードのジョン・スミスは首魁と目されて軍法会議に廻された。この裁きに当たったデスタン大佐はジョン・スミスが実は己の遺子である事を発見したが、さりとて法は曲げられず、リチャードに死刑の宣告を与えた。が、刑の前夜、大佐はジョンの獄屋に訪れ、優しい言葉をかけた。そして刑の朝になると、獄房にはジョンの姿は見えず、ただ、陸軍大佐の盛装でデスタンが1人淋しく立っているのが見られた。彼は息子のリチャードを逃がして自分が身代りに立ったのであった。が、その時分、そこから程遠い灼熱のサハラ砂漠の中の緑の一点、オアシスに駒止めて語らう二人の若人がいた。それはリチャードとガブリエルとであった。彼らは眼の前に新しい自由と幸福との夢を描いているのであった。

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作品データ

原題
The Foreign Legion
製作年
1928年
製作国
アメリカ
配給
ユニヴァーサル支社
初公開日
1928年
製作会社
ユニヴァーサル映画


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