地獄に笑う者:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
地獄に笑う者
地獄に笑う者
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地獄に笑う者

1933年公開
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「人生の乞食」の原作者ジム・タリーの近作小説を映画化したもので、「聖ジョンソン」「監視装甲車」と同じくトム・リードが脚色、エドワード・L・カーンが監督に当たった。出演者は「大空の闘士」「死の航空路」のパット・オブライエン、「大空の闘士」「全米軍」のグロリア・スチュアート、「鉄血士官校」のトム・ブラウン、「ブロードウェイ(1929)」「全米軍」のマーナ・ケネディ、「暴君ネロ(1932)」のトミー・コンロン、アーサー・ヴィンスン、クラレンス・ミューズ、ダグラス・ダンプリル、バートン・チャーチル等でキャメラはジョン・ステューマーの担任である。

ストーリー

バーネー・スレイニーはテネシーの小さい町に育ったが、少年時代からエドとグローヴァーのパーキンス兄弟を憎んだ。彼は母が死んだのも彼らのせいだと思った。バーネーは機関手マイラウェイの火夫を勧めているが、ベル・エヴァンスという娘を見染めて結婚した。彼はベルが結婚前にグローヴァーと懇ろな仲だったことは知らなかった。ある夜勤務を了えて帰宅したバーネーはグローヴァーがベルと抱擁している現場を見、激怒のあまり二人を殺して了った。彼は自首した。裁判の結果、州立刑務所で終身懲役に服することとなった。刑務所ではエド・パーキンスが看守の一人として囚人たちを虐使していたが、バーネーには特別念入りに辛く当たって苦しめた。町に疫病が流行して、死亡者が続出した時、囚人たちは墓掘りに従事した。バーネーはある日掘った墓穴にエドを突落して復讐した。それに続いて囚人たちは暴動を起して、バーネーは数名の囚人と共に脱走した。追跡されて沼澤地を逃げまわり遂に看守連の目をのがれたバーネーは一軒の農家に逃げ込んだ。そのところには若い娘が一人居た。彼女の両親は疫病で死んだばかりだった。両親を失って絶望に沈んでいる娘とお尋ね者のバーネーとは同情し合って力に成り合うことに決める。バーネーは彼女の父の衣服を纏い、家に火を放って焼き払い、彼女と共に州境指して逃げた。州境近くなってバーネーは農業知識がないために危うく本体を暴露しかけたが、ようやく逃げて州境を越えることが出来た。二人は新生の第一歩として教会堂へ向って進んだ。

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作品データ

原題
Laughter in Hell
製作年
1933年
製作国
アメリカ
配給
大日本ユニヴァーサル支社
初公開日
1933年
製作会社
ユニヴァーサル映画


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