渋谷:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
渋谷
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2010年1月9日公開、78分
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写真家、藤原新也が1人の少女との出会いとその結末を描いたノンフィクション作品を「青空のルーレット」の西谷真一が映画化。渋谷の路上で出会った母と娘の愛憎を「殯の森」のカメラマン中野英世がドキュメンタリーのようなタッチで捉える。出演は「クローズZERO II」の綾野剛、「悪夢のエレベーター」の佐津川愛美。

ストーリー

駆け出しフリーカメラマンの水澤(綾野剛)は、渋谷の路上で少女たちを撮影して記事を書いていた。だがある日、編集長の栗山(石田えり)から、撮影してきた写真が彼女たちの上辺だけしか捉えていない、と指摘される。帰宅した水澤が誌上募集で集まった履歴書を眺めていると、その中の一枚が目に止まる。顔写真は漫画の切り抜き、端に青いボールペンで携帯番号と“わたしをさがして”という言葉だけが書かれていた。その番号に電話してみると、少女らしい声が聞こえたものの、会話もなく切られてしまう。夜。水澤が渋谷の街を歩いていると“死んでもいいじゃん!”という叫び声が耳に入る。振り返ると、派手な化粧をした少女(佐津川愛美)が母親(松田美由紀)を突き飛ばし、足早に去っていった。とっさに少女の後を追う水澤。ファッションヘルスで“ユリカ”という名で働いていることを突き止めると、入店して彼女を指名。再会した彼女に母親を突き飛ばした理由を尋ねるが、不快感を露にした彼女から追い出されてしまう。だが、栗山からハッパをかけられ、再び店にユリカを尋ねる。あからさまに嫌な顔をされたものの、母親を怒鳴った理由を知りたいと告げ、今まで誰にも語っていなかった自分の過去を彼女に明かす。黙って聞いていたユリカは、少しずつ本心を語りだす。翌朝。水澤の携帯に履歴書の少女から電話が入る。“今から会えないか”と尋ねる彼女。だが、自分の居場所がわからないという。水澤は少女からのメールを頼りに、タクシーに乗り込む。到着した場所は人気のない川辺。だが、顔写真を送って欲しいという水澤のメールには返信がなく、結局、少女を発見できないままに終わる。だが翌日、少女から写真が送られてくる。それを見た水澤は言葉を失うのだった……。

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作品データ

製作年
2008年
製作国
日本
配給
ビーワイルド
初公開日
2010年1月9日
上映時間
78分
製作会社
ビーワイルド(制作プロダクション バイオタイド)


[c]キネマ旬報社