奴隷船(2010):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
奴隷船(2010)
奴隷船(2010)
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奴隷船(2010)

2010年3月6日公開、71分
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「白日夢」などの官能作品で知られる愛染恭子の引退記念映画。SMマニアの会を主宰するSM小説家が、かつて愛人だった温泉旅館の女将の隠された一面を探っていく。団鬼六の短編小説の映画化。監督は「青いうた~のど自慢青春編~」の金田敬。共演は「食堂かたつむり」など数々の作品で名バイプレーヤーとして活躍する諏訪太郎。

ストーリー

鬼又貫(諏訪太郎)はSM小説家を生業とする傍ら、趣味で“鬼面の会”というSMマニアの会を主催。その会では時折、東京湾に浮かべた屋形船を“奴隷船”と称し、SM趣味の男たちが他人の“愛奴”を競り落とす遊びを行っていた。その一方で鬼又はしばしば、伊豆半島の伊東にある梅津温泉旅館に出かける。目当ては旅館の二代目・梅津善三郎の妻で女将の菊江(愛染恭子)。彼女は、大阪のある不動産会社社長の愛人奴隷だった過去を持ち、奴隷船で競りにかけられた過去を持っていた。そしてその後、2年ほど鬼又と愛人関係を続けていたのだ。ある日、秘書兼愛人である美幸(三枝実央)の不貞の現場を目撃した鬼又は、1人で梅津温泉旅館を訪れる。しかしそこに菊江の姿はなかった。夫の梅津によると、菊江は若い男からのストーカーに遭ってノイローゼになってしまったとのこと。その男の名は北川。20代にもかかわらず50歳近い妻がおり、さらにずっと年上の菊江に惚れ込み、ストーカーを続けているというのだ。その事実に驚く鬼又だが、一方で北川に対する好奇心を感じていた。そこで鬼又は、梅津の代わりに北川の妻が経営する熱海の喫茶店“セ・ラ・ヴィ”を訪れる。そこで北川自身から事の真相を聞かされる鬼又。そこには、宿業ともいえる異常性欲の世界にのめりこんだ男と女の凄まじい愛欲模様があった……。

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作品データ

製作年
2010年
製作国
日本
配給
新東宝映画
初公開日
2010年3月6日
上映時間
71分
製作会社
新東宝映画


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