殺人犯:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
殺人犯
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殺人犯

2010年6月5日公開、121分、サスペンス・ミステリー
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アジア各国で物議を醸したサスペンス・スリラー。記憶を失っている間に連続殺人の疑いをかけられた刑事が、自ら真相に迫る。監督は、本作が初監督となるロイ・チョウ。出演は、「父子」のアーロン・クォック、「ビバ! 監督人生!!」のチャン・チュンニン。第29回香港電影金像奨主演男優賞、新人監督賞ノミネート。日本ではデジタル上映。

ストーリー

病院で目を覚ました香港警察特捜班主席警部のレン・クォン(アーロン・クォック)は数日間の記憶がなく、彼の傍で同僚のタイ警部(チェン・クアンタイ)が重体で倒れていたことを知らされる。妻ヘイオイ(チャン・チュンニン)、息子チャイチャイと暮らすレンは、被害者の背中に電気ドリルで穴を開けて出血死させるという連続殺人事件を捜査していた。タイの爪にレンの服の繊維が残っていたため、レンに嫌疑がかかる。レンは捜査から外されるが、同僚で親友のクァイ(チョン・シウファイ)と独自に事件を追う。自分が襲われた現場で浮浪者の記憶を取り戻したレンは、ポンプ室で猿の死骸と血の付いた電気ドリルを見つける。鑑識の結果、ドリルにはタイの血液が付いていた。これまでの犯行はレンの自宅近くの破辺洲で、彼の休みの日に起きていた。警察はクァイにレンを監視させる。レンは自宅で、ドリルで穴が開けられた人形を見つける。レンが物置を調べるとドリルがなくなっており、血液の付いたドリル穴と血痕があった。レンはその痕跡を消すが、翌日、再び穴と血痕が見つかる。また、被害者の背中の穴を線で繋ぐと、自宅にあるウサギの絵にそっくりになることがわかる。レンは病院の再検査で、血液中に薬物が検出される。それにより記憶障害が引き起こされていることがわかるが、その間にも破辺洲近くで被害者が出る。ある日レンは、アメリカから帰国した妹マンとクァイを家に招く。そこで幼いレンと妹、友人が写る写真に目が留まる。その裏に書かれた名前が殺人事件の被害者であることに気づいたレンは、写真を隠す。しかしクァイは、ウサギの絵を見つけてしまう。翌日、被害者の遺品に同じ写真が見つかる。クァイはレンを浜辺に連れ出し、問い詰める。しかし揉み合いになり、レンはクァイに手を掛けてしまう。翌日、レンは浜辺で見覚えのある浮浪者を見つける。浮浪者が息子を連れ去ろうとするのを救ったレンは、自分の記憶から消えている人物が写真に写っていることに気づく。

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作品データ

原題
殺人犯/Murderer
製作年
2009年
製作国
香港
配給
ツイン(提供:アミューズソフト)
初公開日
2010年6月5日
上映時間
121分
製作会社
EDKO Film=Eastern Productions=Focus Features=Sil-Metropole Organisation
ジャンル
サスペンス・ミステリー


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