推定無罪:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
推定無罪
推定無罪
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推定無罪

1991年6月7日公開
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正義を追求するはずの検察官が、不倫関係にあった同僚の美人検事補の殺人容疑者として裁かれることになり、家庭とキャリアを崩壊させてゆく様を描く、法廷推理ドラマ。製作にシドニー・ポラックとマーク・ローゼンバーグ、監督に「ソフィーの選択」のアラン・J・パクラが当り、スコット・トウローのベストセラー小説をフランク・R・ピアソンとパクラ監督が共同で脚色。撮影はゴードン・ウィリス、音楽はジョン・ウィリアムス(2)が担当。出演はハリソン・フォード、ボニー・ベデリアほか。

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ストーリー

ラスティ・サビッチ(ハリソン・フォード)は、優秀で堅物の首席検事補として知られ、妻バーバラ(ボニー・ベデリア)、一人息子と、平凡だが、幸せな家庭を営んでいた。仕事も家庭生活も、すべてが順調にいっているかに見えたある日、サビッチは上司の地方検事レイモンド・ホーガン(ブライアン・デネヒー)から、ある殺人事件を知らされ、担当するように命じられる。それは、他ならぬ同僚であり、部下であった美人検事補キャロリン(グレタ・スカッキ)殺人事件だった。実は、彼女こそがサビッチが密かに情事を重ねていた愛人だったのだ。ショックを押し殺して、サビッチは気心の知れた相棒のリップランザー刑事(ジョン・スペンサー)と共に事件の捜査を開始する。ポルヒーマスの死は、一見して性的変質者による暴行殺人と思われたが、検死の結果と犯行現場の状況から、通り魔殺人に見せかけた顔見知りの犯行であることが判ってくる。死体から検出された精液の血液型と、現場に残された指紋が決定的な証拠となり、サビッチは一転して容疑者として逮捕される。サビッチは、法廷での好敵手である有能なアルジャンドロ・サンディ・スターン(ラウル・ジュリア)に弁護を依頼した。裁判が進み、リップランザーとスターンの調査が進むに連れて、しだいに公判の背後に地方検事の選挙戦と収賄事件が存在することが明らかになってくる。かつてとは打って変わったようにサビッチを陥し入れようとするホーガン検事の証言や、同僚でライバルだった検事補の提出する証拠物件は、ますます彼を窮地に追いやるものばかりだったが、スターンは巧みな弁護でラレン・リトル判事(ポール・ウィンフィールド)から無罪の判決を引き出した…。裁判が終り、隠されていた真実が明らかにされる。リトル判事は賄賂を受け取っていた張本人であり、スターンはその汚職事件の鍵を握っていることをほのめかしてサビッチに有利な判決を取り付けたのだった。そして、殺人事件の真犯人が、実は失意のサビッチを陰から励まし続けていた妻のバーバラであり、すべては夫の不倫相手への強烈な嫉妬ゆえのものだったことが明らかにされるのだった。

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作品データ

原題
Presumed Innocent
製作年
1990年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザース映画
初公開日
1991年6月7日
製作会社
ワーナー・ブラザース作品


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