手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく|MOVIE WALKER PRESS
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手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく

2011年5月28日公開,111分
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手塚治虫の不朽の名作「ブッダ」をアニメ映画化。仏教の開祖・ブッダになる以前の王子シッダールタと奴隷の少年が、それぞれ己の宿命に苦悩する姿を描く、胸揺さぶられるドラマ。シッダールタの声を吉岡秀隆が、奴隷の少年の母とナレーションを吉永小百合が演じるなど、豪華声優陣が壮大な世界に深みを加えている。

予告編・関連動画

手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

穏やかな心を持つシャカ国の王子シッダールタは、自国の階級制度に疑問を持っていた。一方、奴隷のチャプラは、強大な軍事国家コーサラ国の将軍を利用し、彼の養子となる。やがて英雄になったチャプラは、シャカ国を狙い、戦争を仕掛ける。戦争を悲しむシッダールタと、好戦的なチャプラは戦場で出会うことになる。

作品データ

原題
BUDDHA
映倫区分
G
製作年
2011年
製作国
日本
配給
東映=ワーナー・ブラザース映画
上映時間
111分

[c]2011「手塚治虫のブッダ」製作委員会 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    YO99

    3.0
    2011/6/9

    昔インドで大小王国が乱立していた時代のシャカ国とコーサラ国の周辺が主な舞台。シャカ国王正統第1王子シッダルダの受胎に纏わる賢者の予言から始まり、生誕時の悲喜交々経て成長過程でのエピソード、特にカースト制による身分差別の悲哀や、戦争による大量死の悲惨さ、人の生老病死の理等々での葛藤苦悩を経て、人生の全てを捨て去り“出家?”を決意するまでを描いた作品。プレ仏陀物語です。
    シッダルダの半生記に、コーサラ国で奴隷の子の身分を隠して将軍の跡継ぎにまで伸し上がったチャプラという青年の短く儚い生涯が併記されます。
    シャカ国とコーサラ国が交戦し、戦場で二人の人生が一瞬交錯する場面で、凝縮された“無常”が描き出されています。その後、戦場で深手を負ったチャプラは身分が露呈し実母共々に処刑されてしまいます。
    また、シッダルダやチャプラに縁の有った人々も彷徨い続ける人生に至るところで物語りは終わります。
    「火の鳥」の時も「どろろ」の時も感じたことですが、どうも“手塚漫画”はアニメ化や実写化してしまうと感動が薄れるような気がします。動いて良かったのは「鉄腕アトム」だけだったのかも・・・・
    最後に、声優で吉永小百合さんが二役なのは今ひとつ残念だったような・・・ナレーションには抜群の説得力を醸し出したのが、チャプラの母役にそのまま被ってしまった感じで親子らしさがあまり感じられませんでした。

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  • rikoriko2255

    kin_chan

    5.0
    2011/6/6

    映画の最後のシーンが印象的でした。

    後にブッダとなる、シャカ国の王子シッダルータと秘密の恋関係にあった元盗賊のゲミーラーが眼を失明されたにも関わらず、必死に生きていく姿。
    チャプラとともに奴隷からのし上がろうとしたタッタもしたたかに生きている。
    チャプラの父親は子どもの命と引き換えに多くの動物を殺してしまった罪を問われ「けだもの」にされてしまうが、したたかに生きていく。

    シッダルータが、健闘技術取得に疑問を抱きながらもその技術を取得していくシーンにはちょっと違和感がありましたが・・・。

    最後に、王位を略奪しようとして亡くなった士官の亡骸に手を合わせ、「この時、シッダルータは、はじめて合掌する事を知りました」というナレーションが印象的でした。

    2部・3部を期待します。

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  • rikoriko2255

    barney

    4.0
    2011/6/4

    3部作の第1部となる今回は、シッダールタの誕生からブッダとなる前の姿を描いたもの!!
    ブッダっていうことでなんか宗教的!?って思えることと、アニメということと、鑑賞券の前売りも1,000円で設定低め!!
    おまけに3部作の第1部ってこともあり、期待してなかったんだけど............。
    結構面白かったし泣けたし.................。

    3部作で続きが気になる終わり方をするかと思ったけど、先は気になるものの、第1部は第1部でいちよ区切りある終わり方だったんでまずまずでした。
    お客さんも何気にいましたよ。
    2部3部も観たいかなって思えました。

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  • rikoriko2255

    元電気メーカー社員

    4.0
    2011/6/1

    もし今の日本が、外国からの侵略に晒されたとして、その最中、戦いに加わろうともせず、安全な場所から「人はなぜ殺し合うのか?」「なぜ人に上下があるのか」「なぜ人は苦しみながら生きなければならないのか」と悩み続けて、その挙句国を捨てた少年が居たら、彼はどんな目で見られるだろうか?けれど2500年前に実在したこの少年の思索の旅は、今でも数え切れない人々の心を救い続けている。
    物語の展開は説明的以上のものではないし、作画もあえて原作の年代風にしたのか、レビューでは否定的な評価も多いし、父王役の声優の力量はあまりにも低すぎ、キャスティングにいい加減な部分があったのは残念。
    しかしそれでも、映像化する場面の選択が極めて的確であり、主人公が自分の無力さに打ちひしがれるプロセスに充分な説得力を与えている。

    個人がどんなに力を持っていても、どんなに高い立場にあっても、それで救える人の数は、社会の深刻な格差の前ではあまりにも無力。きれいにまとまった教えを解説するのではなく、出家前のブッダに的を絞って描いた意義は大きいと思う。彼もはじめは、どこにでも居る、ただ繊細なだけの少年に過ぎなかった。

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  • rikoriko2255

    じぇふりぃちゅうぶ

    2.0
    2011/5/31

    原作を読んだのは遠い昔なので記憶が曖昧だが、シッダールタが修行に入るまでを描いている。

    映画にはなっているがお話の展開も演出も極めて在り来たりで、観ていて時間が気になって仕方無かった。要は全く面白くないと言う事。

    興行的に作品に権威付け?をしたいらしく、何故?と言いたくなる様な人を声優に起用している。結果として演技のレベルがバラバラ。

    本来の声優の演技のレベルとの格差が有り過ぎる。声優なんて誰でも良いと常々思っているが、演技が下手では駄目でしょう。それに声自体が魅力的ではない。

    作画レベルは、劇場版アニメと言うにはお粗末としか言い様の無い物で、特に動物の作画は酷過ぎる。アニメーターは、動物を見た事が有るのか?と言いたくなる位に酷い。

    またお話の中で10年とか5年とかの時間軸の移動が有るが、一部のキャラの作画に時間の経過を完全に無視した物が有り、観ていて何じゃコリャ?とツッコミをしてしまった。

    手塚アニメが観たい!と思っている人以外は観ない方が時間とお金の節約になる。アニメファンでもレンタルで充分です。

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  • rikoriko2255

    パライバ

    4.0
    2011/5/29

    手塚さんといえば、ある世代の人にとって一番大きな影響力を受けた存在の一人ではないかと思います。私の原点もとある手塚マンガです。
    とは言うものの、膨大な作品のごく一部しか目を通していません。「ブッダ」もタイトルしか知りませんでした。

    三部作の最初ということで、シッダルタの誕生以前から僧として歩み始めるまで。
    今回の中心はチャプラの物語で、カースト制度のもとでは救いのない層の苦しみと母子の情愛が印象に残ります。

    丁寧に作られたアニメの映像で美しいです。
    手塚さんがご自分の目でご覧になったら技術の進歩に驚かれるでしょうね。

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