デザート・フラワー|MOVIE WALKER PRESS
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デザート・フラワー

2010年12月25日公開,127分
PG12
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「VOGUE」など多くの一流ファッション誌の表紙を飾るアフリカ出身のスーパーモデル、ワリス・ディリー。自らの生い立ちを記した自伝を、彼女の監修の下で映画化した衝撃と感動のドラマ。エチオピア出身でやはりファッション誌などで活躍する現役トップモデルのリヤ・ケベデがワリス役で堂々の映画初主演を飾る。

予告編・関連動画

デザート・フラワー

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ソマリアの貧しい家庭で生まれ育ったワリスは13歳の時、父親からお金と引換えに老人との結婚を強いられたことから、家族の元を離れ、ひとりで英国へ渡る。ロンドンで路上生活を送っていたある日、一流ファッションカメラマンに見出され、ショーモデルへの劇的な転身を果たし、やがて世界的なトップモデルへと昇り詰めていく。

作品データ

原題
Desert Flower
映倫区分
PG12
製作年
2009年
製作国
ドイツ オーストリア フランス
配給
エスパース・サロウ=ショウゲート(提供 新日本映画社)
上映時間
127分

[c]Desert Flower Filmproductions GmbH [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    パライバ

    3.0
    2011/4/30

    テーマがもう少し明確な方がいいかな。
    つまり、ワリスのサクセスストーリーか女子割礼か。
    イスラムの風習については余りにも知らない世界のことで、いくらかの予習なしに理解することは難しい。それに比べると極貧の生活から世界のトップに上り詰めていくシンデレラストーリーの方がアピールしやすいのはわかるけれど、ワリスが訴えたいのは女子割礼の方だろうに。
    ワリス役のリヤ・ケベデはトップモデルらしい輝きで大変魅力があるが、ワリスの幼少期を演じる子役たちも世界のトップモデルを演じるにふさわしい美形。見知らぬ情景とあいまってソマリアのエピソードが印象に残る。
    まとめ方次第ではもっと名画になる可能性があった気がする。

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  • rikoriko2255

    YO99

    3.0
    2011/4/12

    正直、PV段階ではファッションモデル界のサクセスストーリーかなア~っと思って楽しみにしていたのですが・・・
    今なお根強く続いている“女子割礼”の事実と背景、その悲劇と悲惨さを訴える社会派映画でした。
    これはプロモーションの失敗だと思います。確かに重い内容ですが、正々堂々と正面からテーマを訴え、何故観て欲しいかを語るべきでした。
    作品の評価は、充分満足できる堅実な物で観る価値がある(観るべきである)と思います。
    故に、プロモーションへの不満から、あえて低い評価とします。ごめんなさい。

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  • rikoriko2255

    4.0
    2011/1/8

    ワリスは強運だと思う。
    遊牧民と駆け落ちした母譲りの強い意思。
    美しい容姿と肢体。
    そして出会い。

    文字通り、古い慣習に囚われずに自分の未来を切り開いた。

    でも、彼女は強運を自分の為だけで無く、自分と同じように強制されている女性たちの為にも使っている。
    彼女の生まれ持った美しい賜物は、ムダではなかった。

    前もって、とても重いテーマである事はリサーチ済。
    でも、重すぎず凄く美しい映画でした。
    ソマリアの遊牧民から、ロンドンの大使館掃除婦、取り残されホームレスになり、強引に友人をじ勝ち取る。
    変わって行く彼女の姿は頼もしいくらい。

    自分の身体の事を打ち明けるシーンがとても良いの。

    たった3歳の、強烈な出来事。
    それが当たり前のことでは無く、自分たちの民族独特の事である事を知った。
    その暴力性。妹は命を落した。

    痛みと屈辱。
    ロンドンで医師をしながら、民族の女性はそう有るべき・・と信じて疑わない男性。

    女性の快楽は罪と捉えている。
    でもそれって女性のせい?男性の願望や誘惑に対する弱さの回避の為じゃないの?

    女性の貞淑さは美徳かも知れない。
    女性が自ら、選ぶので有れば良いと思う。
    ただ、キチンとした医療機関で衛生的に行うべきじゃない?

    どうか、多くの女性に選択肢が与えられますように。
    そして、口を閉ざしている様々な女性への支配が明かにされ改善されますように・・

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  • rikoriko2255

    seapoint

    4.0
    2011/1/5

    恐るべきことが現実に、そして今も行われている。砂漠の花を意味するワリス。ソマリアからはるばるロンドンまでどんな思いで逃げてきたのか。移民の多いイギリス。単一民族日ではきっと知る由もなかったであろう、彼女の過去。FGM廃絶に取り組む彼女に涙する。伝統とか儀式とかそれだけで女性たちを苦しめるものにどこに神聖さがあろうか。
    偶然にも一流カメラマンと出会い、トップモデルとなり、そして世界へ発する彼女の願いにつながる。
    本人が経験したからこそ、心と体の痛みが悲惨なまでに伝わる。
    多くの国で廃絶は伝わるけれど、実際はまだまだ行われている儀式。かつて彼女がいた遊牧民まで、いや本当に廃絶されるまでどのくらいかかるのだろう。純粋でガラスのような瞳を持ったワリス。実在人物も美しい。心が穢れていないのだ。夢を持って生きるのではなく、使命を持って、人生を歩んでいく姿がランウェイを通して勇ましく、神々しく、そして外見だけでなく、内面も美しい。

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  • rikoriko2255

    じぇふりぃちゅうぶ

    4.0
    2010/12/27

    イスラム教徒は男女共に「割礼」の儀式が絶対だそうです。

    特に女性に対しては不貞の防止の為に、セックスでの快感を得られない様にクリトリスや大陰唇や小陰唇が切取られるなんて信じられない。しかもそれは現在も続けれているそうです。実際にその痕を見た事が無いので、これ以上は言えないが。

    この映画はソマリアの大地に産まれ、割礼の儀式により肉体的にも精神的にも大きな傷害を受けた女性が、老人との結婚を強要された事に反発し、家出をしてイギリスに脱出をしたが、ソマリアの政変により不法滞在者としてホームレスとしての生活をしているシーンから始まる。

    正規の手続きをすれば正式にイギリスの永住権を取れるのだが、そうした知識や言葉に対する教育がされないままであったので生活に困窮し、ある日出会ったイギリス女性の援助を受けて生活の立て直しをし、トップモデルとして誰もが羨む地位を確立するまでを描いている。

    奇跡としか言えない様な1人のアフリカの女性の実話を元にしたストーリーに圧倒されました。

    アフリカの大地で教育を全く受ける事が無いままに成長し、自ら運命を切り開いて社会的な地位を確立するなんて、普通は有り得ないでしょう。

    「未開の民族」と言う言葉が使われるが、未開なのは教育がなされないと言う理由であるだけ。知性が有る人に正しい教育を提供できれば、未開なままではない。

    人間が生きる為に食料と医療が必要だが、人間として自立する為には教育が必要である。それをこの映画は主張している。

    世界各地で今もなお難民が生まれている現実は続いている。その一方で、根拠もないまま女性であると言う理由だけで割礼と言う虐待が続いている。この様な悲劇が何時まで続くのでしょうか?

    女性は、必見の映画です。

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