紙風船:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
紙風船
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紙風船

2011年3月26日公開、117分
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大正から昭和にかけて活躍した劇作家・岸田國士の原作を基に、東京芸術大学の学生たちが監督したオムニバス。出演は、「カムイ外伝」の大後寿々花、「毎日かあさん」の光石研、「茶々 天涯の貴妃」の富田靖子,「おのぼり物語」の水橋研二、「フィッシュストーリー」の高橋真唯、「行きずりの街」の仲村トオル、「陰日向に咲く」の緒川たまき。

ストーリー

〈あの星はいつ現はれるか〉雨宮絵ノ葉(大後寿々花)と同じクラスの男子、大隈(森岡龍)は、親も知る仲のいい幼馴染。最近絵ノ葉は、大隈へのちょっと違う気持ちに気付き始めた。友情?恋愛?そんな絵ノ葉の様子に気付いた父・透(光石研)と母・果歩(富田靖子)の反応は別々で、絵ノ葉の気持ちは揺れるが……。〈命を弄ぶ男ふたり〉高校の教師である島田雅人(水橋研二)とかつての教え子、村上要(石田法嗣)、国富遥(佐津川愛美)が再会する。三人は学校の屋上へ忍び込み宴を始めるが、遥が屋上から飛び降りてしまう。そこでふたりは、遥が自殺したように見せかける為にある行動に出るが……。〈秘密の代償〉生田家に家事代行として勤める美和(高橋真唯)は、ある日突然仕事を辞めたいと生田数子(吉行由実)に告げる。数子は美和に理由を問い詰めるが、美和はその理由をなかなか話さない。そんな美和の態度に数子は、夫・宏(清水大敬)と息子・守(林剛史)と何かあったのではないかと疑い始め……。〈紙風船〉夫(仲村トオル)と妻(緒川たまき)は二人きりの日曜日を持て余していた。何気ない会話を続けるも、なかなか噛み合わない。ふと小旅行を思いついた二人は“ごっこ遊び”で、鎌倉へ向かう。加速していく“ごっこ遊び”だったが、夫のある行動によって二人は現実に戻って来て……。

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作品データ

製作年
2010年
製作国
日本
配給
東京芸術大学
初公開日
2011年3月26日
上映時間
117分
製作会社
「紙風船」製作委員会(東京芸術大学=衛星劇場=アミューズ)


[c]キネマ旬報社