Abed 二十歳の恋:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
Abed 二十歳の恋
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Abed 二十歳の恋

2010年公開、100分
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「犬を撃つ」がカンヌ国際映画祭シネフオンダシオン部門に出品された木村有理子を始めとした5人の若手監督が、“二十歳の恋”をテーマにメガホンをとったオムニバス映画。「怪談新耳袋 怪奇」の真野恵里菜、「仮面ライダーW」の木ノ本嶺浩、「侍戦隊シンケンジャー」高梨臨など、注目の若手俳優陣が顔を揃えた。2011年4月16日公開だったが東日本関東大震災の影響で公開延期。

ストーリー

<エピソード1:なつめ>年下の恋人、棗(Erina)と交際する26歳の駆け出しライター東来(永田彬)。母親(田島令子)が上京してくることになり、泊まっていた棗を追い返そうとするが、彼女は帰ろうとしない。母親に紹介することも考えたものの、彼女が20歳であることに躊躇いを感じてしまう。母親を迎えに向かう途中、同世代の恋人とその両親の別れ際に遭遇する東来。一方、棗は東来との生活に思いを巡らしていた。<エピソード2:陽子>夫は蒸発、ひとり娘の美樹は自身の素行を理由に施設に引き取られているアルコール依存症の陽子(竹厚綾)。2ヶ月に一度の美樹の帰宅前夜、バーに繰り出した陽子は、見知らぬ男(松本素生)と一夜を共にしてしまう。二日酔いで帰宅した彼女を待っていたのは弟の充(鈴木雄貴)。再会した充と貴子の互いに対する思いが明らかになる。<エピソード3:アケミ>ヨウゾウ(木ノ本嶺浩)が部屋に、友人アタル(落合モトキ)の彼女アケミ(宮崎美穂)を連れ込んだ翌朝。突然、アタルがヨウゾウの彼女の未來(高梨臨)を連れて現れる。騒ぎになるものの、頑として浮気を認めないアケミ。実はヨウゾウとアケミ、未來は中学からの同級生だという。ヨウゾウを通じてアケミと付き合うようになったアタルだが、3人の関係に困惑する。<エピソード4:貴子>地方大学に通う貴子(真野恵里菜)の部屋の電話が深夜に鳴る。不安に駆られ、東京の実家へ急ぐ貴子。帰宅すると母親が倒れ、発達障害の兄、雅弘(小谷建仁)が冷たくなった母親を温めていた。貴子は、家族を捨てて愛人のもとに走った父親の暮らす街へ向かう。だが、本当に責められるべきは、父に捨てられた母親と兄を煙たがり、2人を置いて出て行った自分自身だと知り……。<エピソード5:未來>八田(松本素生)が友人の結婚式に向かう途中、キャバクラ嬢の未來(高梨臨)から電話が入る。来店を促す営業電話だったが、八田は喜んで応じる。式を終えて未來に電話をした八田に、彼女の言葉が突き刺さる。そのとき、彼の中で何かが壊れた……。

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作品データ

製作年
2010年
製作国
日本
配給
カーナージャパン・オルトシネマ
初公開日
2010年
上映時間
100分
製作会社
Abed film partners


[c]キネマ旬報社