未来の記録:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
未来の記録
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未来の記録

2011年5月14日公開、92分、ファンタジー
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魂の救済をテーマに、1冊のノートに隠された記憶を巡る物語。監督は、本作が長編初監督となる舞台俳優の岸建太朗。出演は、舞台『スリーピング・ジャパニーズ』の上村聡、「美代子阿佐ヶ谷気分」のあんじ。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2010国内長編部門ノミネート、第12回ハンブルグ日本映画祭正式招待作品。

ストーリー

幸(あんじ)と治(上村聡)は新しい学校を始めるため、かつてフリースクールだった1軒の古い家屋に住み始める。そこには机や椅子、遊具もそのままの状態で残されていた。それらに触れた幸は、デジャブのような感覚に襲われる。そして治に、ここに来たことがある気がすると訴えるが、治はあっさり否定する。2人は目を閉じて、自分たちがつくる学校へのシミュレーションをする。夜更け、幸は教室で1本のカセットテープを見つける。再生すると一瞬で夜が明け、“この家の記憶”が一気に解凍されるように、時間が暴走し始める。かつての生徒たちが、1冊のノートを手にやってくる。ノートの表紙には、“思い出を残そう”という言葉がある。悲痛に叫ぶ子供たちの姿は、ある忌まわしい事件を暗示する。子供たちの涙は、死者を現実に呼び戻す。幸は、三橋弥生とこうすけの姿を見る。こうすけと治は、この家で起こったことを思い出す。治は2人を死なせてしまったことを後悔し、こうすけは自分がなぜ自殺したのかを噛みしめる。やがて治とこうすけは時空を超えて交わり、踏み切りの前に立つ。治は自ら死に近づこうとする。幸は、その後ろを歩いていく。そして、踏み切りの遮断機が下りる。

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作品データ

製作年
2010年
製作国
日本
配給
デジタルSKIPステーション
初公開日
2011年5月14日
上映時間
92分
ジャンル
ファンタジー


[c]キネマ旬報社