ミラル:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ミラル
ミラル
4.0

ミラル

2011年8月6日公開、112分
PG12
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カンヌ国際映画祭監督賞など数々の賞に輝いた「潜水服は蝶の夢を見る」で世界的に評価されたジュリアン・シュナーベル監督によるヒューマンドラマ。パレスチナの孤児のための学校で育った少女の生き方を通して、パレスチナ問題を描く。出演は「スラムドッグ$ミリオネア」のフリーダ・ピント、「扉をたたく人」のヒアム・アッバス。

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ストーリー

1948年、イスラエル建国宣言の1カ月前のエルサレム。その路上にはユダヤ民兵組織によって親を殺された孤児たち55人の痛ましい姿があった。ヒンドゥ・ホセイニ(ヒアム・アッバス)は、自身の資産をつぎ込み、孤児たちのホームとなる“ダール・エッティフル(=孤児の家)”という学校を創設する。“ダール・エッティフル”の生徒数はやがて3,000人を超え、ヒンドゥはそうした孤児たちのために生涯を捧げることになる。1978年に母親を亡くし、“ダール・エッティフェル”の門をくぐった少女ミラル(フリーダ・ピント)は10年後、美しくも芯の強い17歳に成長していた。ミラルは、子供たちに勉強を教えるために訪れた難民キャンプで、イスラエル軍に家屋が破壊される衝撃的な光景を目の当たりにする。さらに若き活動家ハーニ(オマー・メトワリー)の掲げる理想に共感した彼女は、急速に政治への関心を強める一方で、イスラエルへの敵対心を抱いてゆく。しかし、それは恩師ヒンドゥや父親ジャマール(アレクサンダー・シディグ)の願いを裏切る行為だった。暴力には暴力で対抗すべきか、それとも教育によって平和を手繰り寄せようとするヒンドゥの信念を受け継ぐべきか……。重い選択を迫られたミラルは、果たしていかなる決断を下すのか……。

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2011/7/25(月)更新

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作品データ

原題
MIRAL
映倫区分
PG12
製作年
2010年
製作国
フランス イスラエル イタリア インド
配給
ユーロスペース=ブロードメディア・スタジオ
初公開日
2011年8月6日
上映時間
112分
製作会社
Pathe=Eran Riklis Productions

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