スパンキイ将軍:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
スパンキイ将軍
スパンキイ将軍
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スパンキイ将軍

1936年公開、コメディ
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「丘の一本松」「旅鴉子供連れ」のスパンキー・マクファーランドが主役を勤める喜劇で、リチャード・フローノイ、ハル・イエーツ及びジョン・グーデルが協力して脚本を書卸し、ハロルド・ロイド喜劇の監督だったフレッド・ニューメイヤーがゴードン・ダグラスと協力監督に当たり、「極楽槍騎兵」と同じくアート・ロイドとウォルター・ランディンが共同撮影した。スパンキーを助けて「キャラバン」のフィリップス・ホームス、「愛と光」のラルフ・モーガン、「洞窟の女王」のアーヴィング・ピチェル、ロジナ・ローレンス、ホバート・ボスウォース、ルイス・ビーヴァース等が出演している。

ストーリー

スパンキイはミシシッピイを航行する河船で船客の靴磨きをやっている幼い孤児であった。彼は乗客のマーシャル・ヴァリアントを尊敬し、賭博打ちのシモンズを憎んでいた。監視人に連れられている黒人奴隷の中のバックイートという少年があり、ふとしたことから一行に取り残されてしまった。マーシャルも別れを告げて上陸したが、その後で間もなく南北戦争が始まったという報せがあった。スパンキイはマーシャルがいなくなるとシモンズにいじめられるし、バックイートは主人のない奴隷は射殺されることがあるのを恐れ、二人は船を逃げ出し、へとへとになってマーシャルの農場にたどり着き世話になることになった。マーシャルも南軍の大尉として出征することになったので、彼は愛人ルエラの身辺をスパンキイに頼んで戦地に赴いた。スパンキイは子供たちを集め自分が大尉となって少年義勇軍を組織し戦争ごっこに夢中になっていた。そのうちに南軍の旗色が悪く、この辺にも北軍が侵入して来るようになった。スパンキイは子供心にも敵愾心に燃え、北軍を悩まそうと決心し、彼の奇計はしばしば敵軍を苦しめたが、北軍は後になってこれが子供の仕業であったことを知り茫然とした。シモンズは北軍の士官になっていた。彼はこの土地に侵入しルエラの屋敷を占領し彼女に言い寄った。これを知ったスパンキイの一団は必死になってルエラの保護に努めた。戦場で傷いたマーシャルが秘かに帰国したのを、少年軍は洞窟にかくまって置いたがついにシモンズに発見され、マーシャルはスパイの名を冠せられて正に銃殺されることになった。がスパンキイの大活躍によってシモンズの不正が北軍の大将に知れ、マーシャルは一命を救われルエラと手を握り合うことが出来た。

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作品データ

原題
General Spanky
製作年
1936年
製作国
アメリカ
配給
MGM支社
初公開日
1936年
製作会社
M・G・M映画
ジャンル
コメディ


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