スピード花嫁:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
スピード花嫁
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スピード花嫁

1934年公開
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「特急20世紀」「恋と胃袋」のキャロル・ロンバードと「水兵がんばれ」「麦畑を荒らす者」のチェスター・モリスが主演する映画で、チャールズ・フランシス・コー作の短編をベラ・スペワックとサミュエル・スペワックが共同脚色し、「奇傑パンチョ」「旅客機の怪盗」のジャック・コンウェイが監督に当たり「宝島(1934)」「台風」のレイ・ジューンが撮影した。助演は「キャベツ畑のおばさん」のザス・ピッツ、「男の世界」のレオ・カリーロ、「死の本塁打」のナット・ペンドルトン、「三角の月」のサム・ハーディ、ウォルター・ウォーカー等である。

ストーリー

「坊や、即ちオフィス・ボーイ」のあだ名の彼はギャング団の親分シューツ・マギツの用心棒と兼会計係として働き給料をためて車庫を買い、泥水稼業から足を洗う目的で神妙に勤めていた。シューツはメリイという踊り子にゾッこん惚れ込んで、彼女のの言うままに結婚した。「坊や」はメリイが金が目当てで親分と結婚して何のかのと親分の金を誤魔化して着服して居ることを知っているので事々にメリイをたしなめ2人は犬猿の仲だった。シューツの両腕といわれる子分のディングルとミッキイはいずれもメリイに気があったが、腹黒いディングルは一歩先に親分を謀殺し、メリイを横取りせんと企てた。非業の死を遂げたシューツには一文の遺産もないどころかメリイの名で銀行に預けた金まで債権者に差し押さえられている事を知ったメリイは自棄から誰でも彼女に「財産」をくれる男となら結婚すると約束した。そこでディングルとミッキイとの間に恐ろしい争闘が始まり共謀してある政治家から強奪した金をミッキイはついにディングルを殺して奪い取り、メリイに結婚の約束履行を迫った。この時メリイは「坊や」の真情に絆されて恋に落ちていたのでミッキイをだまし金を貰って今は気質のガレーヂ商売をやっている「坊や」の所へ逃げてきた。「坊や」は彼女の不心得を責めたのでメリイ はその金を以て目抜きの大通りで見知らぬ人達に全部その金をばら蒔いてしまった。お尋ね者のキッキイはメリイを取り戻す為に「坊や」の許へ来て「坊や」に重傷を負わしメリイと共に捕らえられた。メリイは無罪となった。しかしミッキイから貰った金を被害者に返す為には「坊や」の車庫まで抵当に入れねばならなかった。

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作品データ

原題
The Gay Bride
製作年
1934年
製作国
アメリカ
初公開日
1934年
製作会社
M.G.M映画


[c]キネマ旬報社