シネマ落語 落語研究会 昭和の名人 弐:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
シネマ落語 落語研究会 昭和の名人 弐
シネマ落語 落語研究会 昭和の名人 弐
-

シネマ落語 落語研究会 昭和の名人 弐

2011年5月21日公開、122分、文芸
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

『落語研究会』のTBSと、「シネマ歌舞伎」の松竹が共同で発足させたプロジェクト“シネマ落語 落語研究会 昭和の名人”第2弾。昭和の名人たちの高座がスクリーンに甦る。三代目古今亭志ん朝『船徳』、十代目金原亭馬生『臆病源兵衛』、六代目三遊亭圓生『引越の夢』、八代目林家正蔵『中村仲蔵』の4本を収録。

ストーリー

1968年から国立劇場・小劇場でTBSが主催してきた『落語研究会』の中から、4本を収録している。上品できれいな江戸弁と、小気味よいテンポで噺を運ぶイキの良さ、じっくりと聴かせる人情の描写で、正統的な江戸前落語を得意とした三代目古今亭志ん朝による『船徳』は、親元を勘当され、船宿で居候する若旦那・徳兵衛が船頭になって巻き起こす騒動を描く。父・志ん生の淡々としたしゃべりを受け継ぎ、流暢かつ柔軟で整った形と自然な語り口で、落語通をもうならせた十代目金原亭馬生の『臆病源兵衛』は、臆病な男・源兵衛を脅かした八五郎が、意外な展開に巻き込まれる様を描く。滑稽噺から人情噺、芝居噺、艶笑噺から文芸ものまで演目の多さと幅広さで、昭和の落語黄金時代を支えた名人の中でも群を抜く存在と言われる六代目三遊亭圓生の『引越の夢』は、上方落語では『口入屋』として知られている。船場の大店に女中奉公にやってきた絶世の美女を巡る、番頭たちの騒動を描く。正本芝居噺の唯一の継承者であり、戦後落語界の大看板・八代目林家正蔵は、歌舞伎役者・初代中村仲蔵が『忠臣蔵』五段目の定九郎役を工夫し、名声を高めるまでを描いた『中村仲蔵』を演じる。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

製作年
2011年
製作国
日本
配給
松竹
初公開日
2011年5月21日
上映時間
122分
ジャンル
文芸


[c]キネマ旬報社